「どんなことにも終わりはある。ただ、どんな終わり方をするか、だ」 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
と壮絶に逝った俳優の緒形拳の訃報はNHKを通してリアルタイムで知りました。
緒形の代表作というとやはり、

「鬼畜」
「復讐するは我にあり」
「楢山節考」

などなど、緒形が「ろくでなし」「ひとでなし」を演じた映画が列挙されているので、「華の乱」 で共演した松田優作が雑誌インタビューなどで一時期、緒方を痛烈に批判していたのは「いい人役」にシフトしつつあった緒形への応援的けん制球だったのかも知れない。
最近では「セーラー服と機関銃」 でかろうじて、ひとでなし系を演じていました。

ちなみに、バンコクのDVD屋台にはディープなJオタ用なのか、「MISHIMA」 や「復讐するは我にあり」が置かれている店もあります。

写真は、深作欣二に請われて出演した「復活の日」
原作は、インフルエンザの姿をした凶暴なウイルスで世界が滅亡する、という恐ろしい空想科学小説でした。

◆華の乱