「ラヴ・マイナス・ゼロ」 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
クリアマウンテン三部作の三作目にして、結果的には昭和期甲斐バンドのラストアルバムとなってしまった「ラヴ・マイナス・ゼロ」。

相も変わらず異常にカッコいいタイトルなのだけれど、インスパイア元は1965年のボブ・ディランなのであろうか。

1985年の発売当時はハードボイルドの短編小説を集めた同名のペーパーバックが企画されたり、ヴォーカルをぬいたカラオケ集(アメリカでは「TVミックス」と呼称するのだそうです)「ラヴ・マイナス・ヴォイス」を出したりしたそうですが、その頃には僕の甲斐バンド仲間もチリヂリバラバラになっており、僕ももう日本にはいなかった。

ラストアルバムのタイトル曲は86年6月のファイナルステージの最後の曲となって、さらにその最後で甲斐が、

「サンキュー、じゃあね」

と言い残してステージから去った、という話をエアメールで知った時には、「なんとカッコよすぎるMCなのだろうか」と感動したものです。
そのMCはギターピックがオマケについていた「THE甲斐バンド」や「熱狂/ステージ」 の9枚目のディスクに収録されています。



◆「ラヴ・マイナス・ゼロ」収録アルバム
LOVE MINUS ZERO(紙ジャケット仕様)/甲斐バンド
1985年3月発表
■収録曲
01. 野獣
02. 冷血(コールド・ブラッド)
03. フェアリー(完全犯罪)
04. キラー・ストリート
05. ラヴ・マイナス・ゼロ
06. デッド・ライン
07. Try
08. 悪夢
09. 夜のスワニー
※2007年版ボーナストラック
10. 悪夢(ICHIRO Vo. バージョン)
11. フェアリー(Demo)
※「サンキュー、じゃあね」版
THE甲斐バンド(紙ジャケット仕様)/甲斐バンド