もう、とっくの昔に燃えカスになっているのだけれど | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
甲斐バンド「シングルズ」をあなどりすぎていました。

僕が東京にいた頃に発売された「シングルコレクション」シリーズは総曲数のわりには有名なB面曲 がモレていたり、「地下室のメロディー」はアルバムバージョンが収録されていたので、それから10年後に発売された「シングルズ」も似たようなタグイのモノだろとキメつけ、今までノータッチだった。

が、これが大間違いで、「異邦人の夜」はシングル盤「漂泊者」 をひっくりかえしたあとに流れてきた、雨音&女声イントロがよみがえっていた。
 
「地下室」も、地下室風サウンドエフェクトではじまるシングルアレンジ。
ドアの閉まる音とイントロがかぶさる部分が「この世界に愛を」 のモノマネだとは思わないけれど、やけにカッコイイ。
 
また、シングル盤時代の19枚のジャケットが表裏ともに復刻されているあたりが、

「いかにもオタク向け」

といったカンジなのですが、そう思いながら、「コレはオレが買って、コレはコモちゃんが買ったんだよな。コレとコレは先輩が貸してくれたので、やはり先輩はイイ人だったのかな」と懐かしさにドップリとヒタリかけてしまう。

しかし、単なる懐かしさ、「あの頃はよかったなあ」的な感傷だけでローリング・ストーンズや甲斐バンドを聴き続けるには,、限界がある。
お正月の衝撃以来、いまなお、甲斐バンドをストーンズと平行して聴いてしまうのは、何もかもが前向きだった(と思います)10代の頃の体内リズムを感じ取れるからにホカならない。

このブログにアクセスしてくださってる方々にも、そういう「音」はあると思います。

動画は、タイフルーツさんもシングル盤を買った「感触」と書いて、「タッチ」。
B面の「汽笛の響き」もベリー・グッド。

シングルズ/甲斐バンド
■収録曲
ディスク:1
01. バス通り/02. 魔女の季節
03. 裏切りの街角/04. 薔薇(ばら)色の人生
05. かりそめのスウィング/06. ポップコーンをほおばって
07. ダニーボーイに耳をふさいで/08. 昨日鳴る鐘の音
09. 男と女のいる舗道/10. 東京の一夜
11. テレフォン・ノイローゼ/12. 風が唄った日
13. 氷のくちびる/14. メモリー・グラス
15. そばかすの天使/16. きんぽうげ
17. 吟遊詩人の唄/18. くだけたネオンサイン
19. LADY(レディー)/20. 悲しき愛奴(サーファー)

ディスク:2
01. HERO ヒーローになる時,それは今/02. からくり
03. 感触(タッチ)/04. 汽笛の響き
05. 安奈/06. 翼あるもの
07. ビューティフル・エネルギー/08. 荒馬
09. 漂泊者(アウトロー)/10. 異邦人の夜(シスコ・ナイト)
11. 天使(エンジェル)/12. 一世紀前のセックスシンボル
13. 地下室のメロディー/14. 離鐘(ドラ)の音
15. 暁の終列車/16. フィンガー
17. 破れたハートを売り物に/18. 陽の訪れのように