健康の値段 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
先日他界した友人の仕事のお手伝いでタイ正月はほとんどノンビリできなかったので、今週末は定期健診で一泊二日の入院中。
僕の病室には無線LANが飛んでるので、例のEEE PCを持ち込んでいます。

が、タイの私立病院各は様々なサービスや施設が満載されており、入院手続き時にデポジットを要求される。
その額は、日本円で9万円~25万円。
僕の場合は退院時にデポジットが戻ってくることは、まず、ない。
むしろ追加料金を徴収され、保険会社からの払い戻しを数ヶ月間待たなくてはいけない。

そんな現金は持っていないから保険付帯のクレジットカードでデポジットを頼んだら、病院側にあからさまに困った顔をされた、という話が、先日のタイの邦字新聞の記者のコラムに書かれてあった。

この記者は来タイ一ヶ月になろうとしている時に地下鉄駅構内で貧血かなにかで突然卒倒し、病院に担ぎ込まれた。
集中治療室のベッドの上で意識が戻ったときは診察のことよりも入院費に話が及び、驚いた、といったコラム内容だった。
らちがあかないと痛感した記者は「今からATMで卸してくるから、管をはずしてくれ」とかけあい、そこでようやくカラのクレジットカード領収書を切ってもらったとのことでした。

中・長期でタイに滞在している方々は、こうしたシチュエーションは頭に入れておいたほうがいい情報ですが、実際問題、不測の事故に遭遇し会話もままならない状態に陥った時は治療してくれないのではないか、といった不安も残る。

ですから、「オレは生まれてからこのかた、病気らしい病気はしたことないぜ」と豪語されている方(僕もそうでした)も、しつこいようですが、もしものことを考えて、加入している保険の適用範囲その他、最寄の病院情報 をチェックしておいたほうが安全ですね。

僕の場合は最初に病院に担ぎ込まれた時は旧知の病院関係者の顔を見た途端に安堵したものなのか、いわゆる人事不肖に陥り、家の人間は一般的タイ人には想定外ケタ違いのその請求額に目の玉が飛び出しそうになったらしい。
健康状態がやや回復した時点で、外国人労働許可証所有者が医療費を優遇される私立病院に移転しようとすれば、「うちではちょっと・・・」と体よく断られる始末。
血圧と気圧の関係で飛行機にも乗れない状態では、帰国治療もままならなかったものです。

それでも、こうして今は生きながらえているのは、周囲の方々に恵まれていた幸運としか言いようがない。
病気後の帰国時にはふぃんきらさんにもお世話になった。

それは、タイ語では「チョーク・ディー」といいます。
宝くじに当選したときも「チョーク・ディー」といいます。