沈黙は禁 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記

4年に一度の2月29日は、なぜか、ランチ、ディナーと立て続けにパーティー。
もちろん、二次会、三次会と続き、病気前の自分に戻ったかのような錯覚に囚われてしまったけれど、暴飲暴食はイケマセン。

昼は、モチツモタレツで何かといっしょにお仕事をしていた女のコが田舎のご両親のもとに帰るということで、外国人観光客のあいでも有名なタイ鍋店(写真)でお別れ会。


妙なウワサは前々から耳にしていたのだけれど、「ギースさんと怪しい関係になったから」ということをホンキで信じていたババボボもいた。

「あやしい関係」なら、僕が田舎に返すわけないじゃないか。


・文字よりもクチコミの人間社会


と評価されることが少なくないタイランドでは、「沈黙は金」もしくは「トーク・イズ・チープ」 のつもりでいると、ウワサはどんどん暴走、肥大化していく恐ろしさを改めて痛感しました。

夜は、本来ならナノデワ氏も姿を見せる予定だった、200人規模のパーティーのお手伝い。
いつの頃からか公選制となった上院選挙を3月2日に控え、一部の飲食店には恒例の禁酒令 が貼り出されていたらしく、


「お酒は出せないよ。出したら捕まる。ダメダメ」


と当日になってパニック化していたオエライさんがいたことには、実行部隊の僕たちは失笑を禁じえなかった。

これもまた、自分でモノゴトを調べることができなくなった人間のナレの果てなのだろうけど、実際には、本投票前の禁酒令は土曜日からなので、ダレもお縄を頂戴することなく、ハッピーエンド。


しばらくぶりにお会いした、あるアジア題材小説家が二次会で「ジュリアに傷心」を歌っているのを聴いてから、僕たちは三次会で牛丼を食べて、帰宅。