関東地方などでは厳しい寒さが続いているようですが、バンコクもここ数日はやや季節ハズレの雨模様。今日も今朝から小雨が降ったり止んだりで、道路はビッチリと大渋滞。
さらに身動きが取れなくなる時間帯がやってくる前に僕は家路を急いだのだけれども、家の5キロ手前でタクシーは動かなくなった。
「ドシャ降りでもないし、あとは歩くよ」とクルマを降りてみると、警察官数人がクルマを止めてドライバーたちから「罰金」を徴収していた。
正規に罰金を払うときはキチンと公文書をもうらうのだけれど、ドライバーはスルスルと窓を下ろし、ソコから小額紙幣を投げつけるようにして、走り去っていく。
僕はけっして暫定軍政支持者ではないけれど、こうしたフヌケた光景を目の当たりにしたのは、ホント、久しぶり でした。
■悪徳警官手段の市民いじめが続々明るみに (「バンコク週報」2月4日)※バンコクでの事件ではありませんが、「いじめ」ですまされる悠長なモノではない。
権力をカサにきた公務員の不正、横暴がタイ民主主義の復活であっては、僕たち平民はタマリませんので、サマックおじさんをはじめとする新政府には期待するところが大きい。
そのサマック首相は先日、NHKのインタビューで「最初の外遊先は日本」ほかタイ日関係の強化をアピールしていましたが、具体的な組閣陣容を、タイの報道陣に対してよりも先に日本のメディアに話してしまった。
■首相、まさか新内閣の概要が日本語以外で報じられるとは思わなかった (「タイの地元新聞を読む」2月3日)
ウッカリ放言なのか、周囲が大騒ぎするのを見越してのリップサービスなのか、そのあたりがつかみきれないところが、1976年10月事件をはじめ数々の修羅場をくぐりぬけてきたサマック首相のキャラクターなのだと思います。
※写真は、報道陣を前に得意の料理の腕前を見せるサマック首相(ロイター)
