タイ料理しか食べない(しか食べられないのか)タイ人知人が来月早々にフランス料理店をオープンする。という話はいまだに信じられないのだけれど、家の人間が「あんたの趣味でかまわないから、テーブルクロスとかそういうの買ってあげな」とか言うので、「いつになるかわりませんが」 のウィークエンドマーケットの旅が意外に早くやってきた。
もちろん、僕はテーブルクロスを真面目に探すつもりはないので、「開店祝いが安テーブルクロスでは失礼だ。サイアムパラゴンあたりでキレイなモノを買うよ」と手ぶらで帰る時の言いワケも用意しながら、コンヴァース野郎の友人が身の危険を冒してまで撮影した写メール のみを手がかりに「ストーンズの財布」を探して、巨大迷路の中を歩き回った。
そして、なんとか昼前には財布を売っているお店を発見したところ、コンヴァース男が訪れた時には3点だった(らしい)財布が4点に増えていた。
若い店主は「コレはアメリカのマイフレンドから仕入れているので、ニセモノとかじゃないよ。ウチでしか売ってないよ」と自慢げたっぷりに説明してくれるのだけれど、写真よりも実物は貧弱で、4点とも財布というよりは定期券入れといったツクリなので、さいたまスーアリ公演時に買った財布 の重厚感を凌駕するほどのインパクトはない。
さらには、商標を示す「R」の位置も微妙に違うカンジがしたので、僕は「また来ます」とお店を離れた。
ところが、帰宅後、ギミーシェルターのホームページで調べたところ、その店で売られていたストーンズ財布はどうやら、すべてライセンス商品 のようだった。
かといって、改めて購入するつもりもないのですが。
そんな具合で、3回目のマーケットめぐりはカラ振りに終わったけれど、帰りぎわにリーバイス501xxの復刻版(501-4589)を買った。
ホンモノなのかそうではないのかは後日、タイフルーツさんに鑑定してもらうことにしても、久々のスリムジーンズなので、ストーンズ女から「足が10センチ長くなった」といわれた。
それが、パクワーン(口が甘い=お世辞)なのか、最大級の侮辱なのかは、不明です。
◆マーケット内外で見かけた、偽物ストーンズ・シャツ
表は「リックス」ツアーデザインなのに、裏にはメンバーとして「ビル・ワイマン」の名前が。
2006年に企画された日本市場オリジナル商品にも見えますが、一枚150バーツ。
あやしい日本語をあやつるミニスカ売り子のお姉さんは気前よく写真を撮らせてくれた。

