
・天国で再会しても、君は昔のままなのかな
で始まる、エリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」 の誕生にまつわる哀しい話を知らない人はいない。
1995年~96年にかけて、CD普及化黎明期のバンコクで「Unplugged」がバカ売れしていた頃、「初めてクラプトンを聴きます」というタイ人に僕が「「ヘヴン」はこうこうしかじかの歌なんだ」とシッタカ解説したところ、そのタイ人は感受性が大変に強かったものなのか、人目もはばからず号泣していた。
エリック・クラプトンは最近上梓した自伝の中で、コナー君の不幸も回想し、当時のキース・リチャーズとの交友を語っています。
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■The Things They Say 5827 (「ContactMusic」10月10日)
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十数年目にして明かされる「秘話」であっても、キースのことだから「そうだったけか」とテレ隠しするに決まっている(あるいは、素で憶えていないかも知れない)だろうけど、苦しい時にそばにいてくれた人のことを忘れないのは、有名人も無名人も同じなのかも知れない。
※自伝

Eric Clapton
Clapton: The Autobiography (Random House Large Print (Cloth/Paper))
- Eric Clapton
- Clapton: The Autobiography
◆「ティアーズ・イン・ヘヴン」収録アルバム

Eric Clapton
Unplugged
※12月発売

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