東京よりも高いらしい、シンガポールの夜 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
シンガポールの知人から「絵を描きにきてほしい」という電話があったので「メールじゃダメなんですか」と訊ねると、「それですむのなら、わざわざ来いとは言わない」と叱られてしまったので、先週土曜日から日曜日にかけて一泊20時間未満のシンガポールに行ってきました。

バンコクとシンガポールのあいだには一時間の時差があるものの、時間的、距離的には東京の人が鹿児島に行って次の日に帰ってくる程度の感覚ですが、友人がバンコクに遊びに来ている真っ最中だったので、2泊以上するわけにはいかなかった。

最初のシンガポール滞在時には、空港で紹介された「華人の東横イン」みたいなチェーンホテルに飛び込んでしまったのだけれど、ドアを開けるといきなりベッドが置いてあって、大型の欧米人であれば部屋はカプセルホテルなみの広さ。
そうした様式のホテルはバンコクにはない(と思う)。
東京でいえば上野駅のようなホアランポーン駅周辺の簡易宿泊所は、空港では紹介されていません。

深夜になっても、恰幅の良いインド系女性とひょろひょろの壮年華人男性のカップルらが狭い廊下をせわしなく歩き回っており、隣室からのデデデデーン的なモノ凄い衝撃音で明け方の5時前に目が醒めてしまった。
カプセルホテルなみの面積ではあっても、静かにコヂンマリと眠るためだけの部屋ではない、ということか。
格安、高級問わず、このテの苦情をホテルにかけあってもどうにもならないことは直感的にわかったので、僕は日の出とともにそのホテルを飛び出し、現在の常宿にたどりついた。

それにしても、シンガポールとタイの物価差は拡大の一途なのだろうか。
ちょっとしたホテルに泊まると優待料金でも一泊30,000円。
バンコクの系列ホテルはその半額で泊まれる。
シンガポール勤務の知人の話では、むしろ東京よりも高いそうです。

もっとも、そんなホテル格差などよりも、一泊だけの今回は吉野家の牛丼を食べに行く時間がなかったことが残念でした。

**************************************************************
■DSは× 電卓はOK 航空機内禁止リスト改正(「産経新聞」9月18日13時20分配信)

対戦型ゲームはダメ、電卓やシェーバーは使ってもOK-。
航空機で使用が禁止または制限される電子機器のリストが10月から改正される。
「常時使用禁止」のリストに新たに「ニンテンドーDS」などゲーム機の通信機能や、無線マウスなどが入る一方、これまで離着陸時に禁止されていた電卓など一部電子機器の使用が“解禁”されることになった。
国土交通省が発表したリストは、平成16年1月の航空法改正後に発売されたゲーム機など最新の電子機器に対応するとともに、電卓、シェーバー、カセットプレーヤーが離着陸時使用禁止の対象から削除された。
同省航空局によると、航空機内での基本ルールは、

(1)携帯電話など電波を発する電子機器は常時電源オフ
(2)電波を発しない電子機器でも離着陸時は電源オフ

-の2点。
16年告示の旧リストでは、分かりやすくするため、客室乗務員らが「乗客がよく利用するもの」として挙げた電子機器の名前を盛り込み、その中に電卓などが含まれていた。
このため航空会社は「乗客が電卓を使用されていた際には注意していた」(全日空広報室)。
「なぜダメなの」と尋ねる乗客には「操縦室の計器に影響を及ぼす恐れがある」と説明してきたが、「対応に困るようなことはなかった」(同)としている。
しかし国交省の有識者懇談会による見直しに伴い、独立行政法人・電子航法研究所が改めて電磁波などを厳密に調査したところ、電卓などは「使用しても問題がない」と結論。
“ぬれぎぬ”だったことが判明した。
「3年前の告示リストは、ちょっと粗かった」と国交省関係者。
「しかし航空機の安全のために、客室乗務員の負担を軽くすることも大切だ」とし、電子機器の利用を控えることに対して乗客の理解を求めている。
                   ◇
≪航空機の計器に障害を及ぼす恐れのある電子機器(10月1日施行、抜粋)≫
■常時使用禁止
携帯電話・PHS・トランシーバー
○電子ゲーム(無線機能使用)
○無線式マウス
○ICタグ(電池式のみ)
○無線機能付き歩数計・心拍測定計・腕時計
○無線式自動車キー(作動のみ禁止)

■離着陸時使用禁止
電子ゲーム(無線オフ)
パソコン(同)
デジタルオーディオ機器
○GPS受信機
**************************************************************