聖徳太子、再び | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
阪神タイガースの18年ぶりの優勝を目前に控えて、そのバンコク関連イベントでナニかと忙しくしていた2003年9月。
僕と友人は、タイ東部海岸地方に広大な土地を所有し、「それらを日本人に分譲したい」と言うタイ人夫婦の相談を受けたことがあった。

よくある話といえばよくある話なのですが、僕が土地の話に興味がなさそうにしている空気を読み取ったものなのか、旦那サンのほうが、「1958年発行の日本の一万円札を額面どおりにお譲りしましょうか」と話を変えてきた。

たまたま僕は後進国社会への疫病予防注射薬品寄付活動が嵩じて世界各国の古銭古切手を研究収集していた時期があったので、「ソレって、あなたが何も知らずにニセ札つかまされているのかも知れませんよ」と他愛なく笑ったら、旦那サンも奥サンも異常なまでに狼狽し、「あなたが持ってるのなら買い取りたい、ということです」と前言を翻すので、僕がさらに「そんな貴重なものを額面通りで手放すと思ってるんですか」と突っ込むと、完璧に収拾がつかなくなっていた。

まさか、その夫婦モンがここ数日の偽一万円札騒動に関与しているとは思いませんけど、「日本軍政下時代のビルマ軍票」「カンチャナブリに隠されている山下奉文の愛刀」「ラオス秘境で今なお生存している辻政信が引用している秘薬」ほか無数、徳川埋蔵金なみの伝説が東南アジアにはゴロゴロしています。

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都内で偽の旧1万円札 タイ、名古屋で発見と類似 (「産経新聞」8月10日)
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タイ国内偽一万円紙幣の流通について (「在タイ日本国大使館」平成19年8月9日)
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