
時代の変化とともに、今はハイシーズン、ローシーズン不問で多くの外国人観光客がバンコクを訪れていますが、夏休みを前に在タイ日本大使館より官公情報が配信されています。
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【大使館からのお知らせ】
タイ:夏季観光シーズン中の注意喚起 (2007/07/09)
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今年のゴールデンウィーク前後の出来事だったろうか、ある日本人青年がバンコクの宿泊先で知り合った外国人に所持金を強奪され、悲観のあまり橋から飛び降りようとした事件がニュースになっていた。
この投身未遂事件は、「コンビニでの万引きを発見され、その追跡捕獲から逃れるために橋から飛び降りようとした」という説もあったが、真相は定かではない。
しかし、日本国外にて日本人が関係した盗難窃盗事件が起きると、きまって、鬼の首でも取ったかのように問答無用で「平和ボケした日本人」の論調で結論づけたがる日本語ブログも少なく ないけれど、どんなに注意をはらっていても 事故、事件に巻き込まれることはあります。
「一般民間人の生命の安全を脅かす国内騒乱が起きた時、大使館は在留邦人を保護してくれるのか?」
「多分、してくれないだろう」
といった「都市伝説」はさておき、バンコク観光中に何かしらの金銭的被害にあった時は、身近に友人ベースの知人が存在しないのであれば、何はともあれ、大使館邦人援護班(電話番号は大使館ホームページ参照 )に相談するのが、ベスト中のベスト。
ホームページ上の赤文字、「日本人の生命・身体に関わる重大な事件・事故等の場合には~」に、「そんな状況で電話ができるのか」というムダなツッコミもご法度。
また、全共闘世代の初老の男性が金銭トラブルに遭遇した際に、「自分はハンパ者だから大使館は相手にしてくれないだろう」と、安ホテルの従業員からある民間日本人を紹介してもらったのはいいけれど、「警察紹介料」の名目でさらに金品を騙し取られたケースもあるので、東西南北も解らない異国の地では素直に在外公館の門を叩くのが健全。
通信手段の確保として、タイの公衆電話は操作がまどろっこしいので、自分が使いなれた、日本国内で使用している携帯電話を国際ローミングしてタイでも携帯する。
また、「かけ捨て保険」のつもりで、番号&シムカード込みで最安10,000円からのタイ国内プリペイド型携帯電話を購入し、5,000円ほどの通話料を補充しておけば、タイ国内電話番号と数回の往復通信料がセーブできます。
タイ観光が平穏無事に終わり、当面タイに来ることもないけれど期限付きのプリペイド通話料があまってしまった場合には、番号&シムカードを道中お世話になったタイ人にチップとともに「これ、あげます」ではなく、「適当に処分してください」と託すことも可能です。