クラウス・ノミ「ライトニング・ストライクス」 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ノミ
@マイスペース

MTV黎明期においても、ヒトキワ異彩を放っていたドイツ人クラウス・ノミ。

苦節ン年、デヴィッド・ボウイとの共同ワークなどが認知され、「さあ、コレカラだ!」という矢先の病死は1983年ごろだったろうか。

紙ジャケブームの中で、昨年はノミ作も復刻されました。

◆クラウス・ノミ「ライトニング・ストライクス」収録アルバム

クラウス・ノミ
オペラ・ロック(紙ジャケット仕様)

ノミの死とは無関係ですが、昨日見かけたニュースには↓なのがあった。
医療ミス暴露的な意味合いもあるのかも知れませんが、今さら、その死を暴いて、どうしようというのだろうか?

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■タンタンの作者、死因はエイズ?=輸血で感染か-ベルギー紙(「時事通信社」05月23日)

【ブリュッセル22日時事】
22日付のベルギー紙ルソワールは、この日生誕100年を迎えた「タンタン」シリーズで知られる同国の漫画家エルジェ(本名ジョルジュ・レミ)が、輸血時のエイズウイルス(HIV)感染が原因で死亡した可能性があると伝えた。

エルジェは1983年3月3日、公式には白血病で死亡したことになっている。
しかし、今年10月にエルジェの伝記を発表するフィリップ・ゴダン氏が調査したところ、エルジェは晩年、先天性疾患の治療のため毎週、輸血を受けていた。
その際、HIVに感染し、最終的には肺炎で死亡した可能性があるという。
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9年前、酒もタバコも夜遊びもしないカタブツ一徹の家人の弟が「マイ・サバイ(元気ない)」の一週間後に故人となった時は、あまりにも突然の死だったために、周囲のアホどもはウワサを通り越して、平然とエイズ死と決めつけた。
無学による偏見が当たり前の社会ではこういう蔑視は仕方のないことなのだけれど、僕たちも検査を受けることになった。

そういう話はさておき、たとえエルジュの死因が変更されたとしても、言語を越えて時代を超えて世界中の少年少女を魅了しているタンタンの世界は永遠ですね。


エルジェ, Herg´e, HERGE, 川口 恵子
オトカル王の杖


エルジェ, Herg´e, HERGE, 川口 恵子
かけた耳


エルジェ, 川口 恵子
ふしぎな流れ星