「ナニが「レガシー」なんだろう?」と思えば、1971年のアルバム「Santana III」に未発表音源などのボーナストラックを加え、さらには、2枚目のディスクに71年のフィルモア公演の模様をほとんどソノママ収録している。
「フィルモア盤だけ売ってくればイイものを...」と思いながらも買ってしまったのは僕だけではないかも知れない。
71年7月4日、アメリカ独立記念日のフィルモア公演は、「フィルモア最期の日」にして「初期サンタナバンドのラスト公演」と語り継がれてきたものの、録音設備の不調があったものなのか、その全貌を公式に記録したマテリアルが少なかったため、伝説のライブと化していた。
ラスト公演といっても結果的にラストになってしまったのであり、メンバー一同、手をとりあってのサヨナラ解散コンサートではない。
次の段階への分裂作用が融合しているものなのか、とりわけ、当時はまだティーエイジャーだったニール・ショーン(だと思いますが)とサンタナの「祭典」も熱い。
「祭典」の原題は、「Toussaint L'Overture」。
邦字表記で「トゥーサン・ルーヴェルチュール」は、ハイチの革命家。
前作「Abraxas」 に収録されている「ネシャブールのできごと」はサンタナがギターでトゥーサンの生涯を表現したものですが、「祭典」はその続編的な楽曲。
73年7月の大阪公演ライブ「ロータスの伝説」 は昨年、22面ジャケットが再現されて大きな話題となったけれど、LP時代の曲順に準じて「祭典」~「ネシャブール」のリレーの復活も大変にありがたいものだった。
- Santana
- Santana III
01. Batuka
02. No One To Depend On
03. Taboo
04. Toussaint L'Overture
05. Everybody's Everything
06. Guajira
07. Jungle Strut
08. Everything's Coming Our Way
09. Para Los Rumberos
ボーナストラック
10. Gumbo
11. Folsom Street
12. Banbeye
13. No One To Depend On (single version)
ディスク:2
01. Batuka (Live)
02. No One To Depend On (Live)
03. Toussaint L'Overture (Live)
04. Taboo (Live)
05. Jungle Strut (Live)
06. Black Magic Woman/Gypsy Queen (Live)
07. Incident At Neshabur (Live)
08. In A Silent Way (Live)
09. Savor (Live)
10. Para Los Rumberos (Live)
11. Gumbo (Live)
※レガシー発売後すぐさま日本で発売された紙ジャケは1枚モノ。
ボートラはフィルモア公演3曲。
- サンタナ
- サンタナIII(紙ジャケット仕様)