多くの企業は、3日からお仕事。
バンコクに戻ってきたタイ人も平常どおりに就業。
・タイ人には危機感がない
・相変わらず楽天的だ
などという声もあるけれど、そんなことはない。
1987年秋のコロンボで体験したような無差別大量殺戮の恐慌感はないものの、デパートや駅などのゴミ箱は撤去され、街にも警備の軍人の姿が目立つ。
が、僕の往来するオフィスビル玄関には、正月の簡易打ち上げ花火の燃えカスなどで満タンになった灰皿一体型のゴミ箱が放置されたままで、その前でさもうまそうに一服している身なりのよいタイ人もいた。
目の前の火薬の残渣のカタマリが目に入らないものなのか、それとも、知っていながら「人間いつかは死ぬものよ」と達観しているのか、まあ、中にはそういう豪胆な人もいるでしょう。
3日23時現在、連続爆破事件の解明に大きな進展はナシ。
元旦未明以降は、連続性が確認されている新たな爆破事件もナシ。
疑いをかけられているタクシン前首相が逃亡先から手書きの書面で無実を主張し、弁護士が記者会見を行うも、国民のあいだからは「だから、なんだ?」的なクールな反応も。
また、現地メディア報道による「爆破現場に残されていた謎の文字IRK」を即座に模倣した愉快犯が出没するなど、場所によっては局地的にイタズラ爆破予告のパニックに陥った。
そのIRKが何を意味するのかについては、
・「イラク」のコード名を書き間違えたのでわ?
・IRKではなく、ジャマイカの言葉で「天国」「快楽」を意味するIRIEなのでわ?
・若年ギャング集団の通称なのでわ?
だとかの「なのでわ解読」ばかりで、いまのところ、我々ボンジンを「ああ、なるほど!」と唸らせてくれる名探偵は登場していません。