キングレコード
ストーンズ・レジェンド。
と呼べるほどの映像作品なのかどうかは分かりませんが、「ワン・プラス・ワン/悪魔を憐れむ歌」が7月5日再発された。
ブライアンの痛々しさ、うつろな瞳が網膜に焼き付いて離れない。
ストーンズ・グッズ専門ショップ「ギミー・シェルター」 のメールによると今回のリイシュー版は、
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■DVD「ワン・プラス・ワン/ 悪魔を憐れむ歌」税込価格 \4.179<本編100分+本編101分+映像特典約45分/日本語字幕 >
・本編2バージョン&貴重な映像特典を収録!!
・リバーシブル・ジャケット仕様
・VOICES(貴重な撮影風景とゴダールインタビューを収録したドキュメンタリー)
ゴダール版の『ワン・プラス・ワン』と編集されたプロデューサー版『悪魔を憐れむ歌』の2ヴァージョンに加え、当時の撮影風景を生々しく伝える貴重な特典映像もプラスされた「ワン・プラス・ワン / 悪魔を憐れむ歌」のDVD登場!!
しかもオリジナルネガからのデジタル・リマスタリングで高画質&音質!ゴダール版とは1968年、別企画でロンドンを訪れていたジャン=リュック・ゴダールがストーンズの名曲“Sympathy For The Devil~悪魔を憐れむ歌”誕生の瞬間を映像にとらえた伝説の作品!曲が完成するまでの過程を詳細に記録したこの映像は、
ストーンズ史上でも非常に貴重なもので、そこには勿論故ブライアン・ジョーンズの姿も。
また、レコーディング風景と共ににブラック・パワーを掲げるアジテイター達、ヒトラーの「わが闘争」を声高に叫ぶモッズなどのフッテージ等も挿入され、ゴダールが政治活動に傾倒していった様子がうかがえる。
当初ゴダールの編集によってつくられた本作のタイトルは『ワン・プラス・ワン』、しかしプロデューサーは、商業的価値を高めるため無断で再編集、タイトルも『悪魔を憐れむ歌』に変更した。
これがゴダール版とプロデューサー版の所以である。
その後1968年ロンドン映画祭で上映された際、編集されている事に気づいたゴダールが激怒したと言われている。
またジャケットは『ワン・プラス・ワン』と『悪魔を憐れむ歌』の両作品のアートワークを使用したリバーシブルジャケット仕様!内容・デザイン共に必見の一枚!!
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とのコト。
僕らの年代だと、「洋楽のワーナー、演歌のコロンビア、ポプコンのキャニオン、青葉城恋歌のキング」という色づけがあるけれど、さらにその昔のキングレコードは、ストーンズのロンドン・レーベルものを日本で発売していた会社。
「ワン・プラス・ワン/悪魔を憐れむ歌」 はそのキングからの発売。
ちなみに、
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
も7月5日の同日発売。
このブログを書き始めた4日23時何十何分か時点では、アマゾンでは両商品とも「24時間以内発送」だったのが、日付が変わってみると「入荷までに時間がかかります。いま注文すれば商品が入荷しだい発送されます」となってしまった。