ブログ歴 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記

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ブログをはじめてどのぐらいが経つんだろうか。

そろそろ一年ぐらいかな。


と思って過去ログを見たら、なんと、一年どころの話ではなかった。

このアメーバでは、去年5月からブログを始めていた。


思い起こせば、2004年年末のスマトラ沖大地震・インド洋大津波。

「殺到」というほどではないけれど、日本からの問い合せが相次いだ。


というか、日本からの電話で、天変地異を初めて知った。

それぐらい、タイの首都バンコクにおいては地震発生津波襲来当日の正午ぐらいまでは、「プーケットが何だか大騒ぎらしいよ」「あ、そ」なノンキぶりでした。


在タイ官公庁ホームページも、既存の印刷媒体の日本語メディアも「正月休み中」で、「かも」「らしい」「ようだ」「はず」が尾ひれにつく日本語情報が交錯した。


「じゃあ、自分の目で見たことをブログを通して、リアルタイムで」


と僕は意気込みまくって、プーケットやシリアスムーンライトな島のパンガン一帯から、日本人旅行者の安全確認情報、その他をブログで伝えようとした。


結果は、GSM携帯電話すらマトモにつながらないのだから、ブログどころじゃなかったよね。

すさまじい臭気による刺激で、「自分の目」すら開けられないような化学的環境下だったし。


僕の近くには、どこの国の大馬鹿者だったのか、ひたすら「現場写真」を撮影している白人ガイジンの素人デジカメ男がいた。

プロフェッショナル不在の救援隊を押しのけては、不帰の人たちに「どれどれ」とデジカメを突きつける。

「邪魔だ」とか、「鬱陶しい」とかではなく、それはもう、「おまえ、殺されるよ」のレベルだった。

そして、三日目だったかな、そのガイジンは発狂した。

天罰というよりも、元来、頭がイカれてたんだと思う。


そういう具合で、「僕にはジャーナリスティックな視点でブログはできない」と認識し、ライブドアサービスを放棄。

その後、アメーバブログにアカウントを設け、ブログはコレ一本に専念してきた。


アメーバブログを選んだ理由は、ロック文豪山川健一氏や、かつて読み親しんだ五木寛之氏、片岡義男氏のオフィシャルブログがあったから。

ストーンズ来日に際しては、山川氏と「ブログ会話」ができて、有意義でした。