中山 康樹
「書を読む」というほどのモノじゃありませんけど、中古書店で500円で売られていたので、時間つぶしに買ってみた。
・これぞ究極! ビートルズの「聴きかた」
・うっかり『ザ・ビートルズ1』を聴いてしまったあなたに
と帯に書かれてあるように、著者は「ザ・ビートルズ1」 が日本国内で300万枚以上売れたことを素直に感心していないらしい。
それどころか、「1」を聴いただけでビートルズに満足し、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」にも「ストロベリー・フィールズ・フォエバー」にも到達しない若い日本人が続出するのではないか、という危機感を抱いて、こういう本を書いたそうだ。
内容は、「ビートルズのアルバムをこういう順番で聴いてゆけば、ビートルズの偉大さがわかる」といったようなもの。
しかし、それらの主要点に入る前の、「オノ・ヨーコの扱いかた」という章における「小野洋子」に対する罵詈雑言が凄まじい。
著者いわく「妖怪のような雄叫び」には実際問題として、僕も初めて聴いた時は心底ビビッたけれど、ビートルズを聴き進めていくうえでは、何の支障もなかった。
著者のビートルズ論に関しては「そうそう」「ふむふむ」と同感、参考できるところもあるのだから、余分な方面に暴走、狼藉しすぎて、後世の人々からオノ・ヨーコならぬ「中山康樹の扱いかた」などと言われませんように。
もっとも、タイランド、バンコクに関しては、僕もそうなっちゃうかも知れませんが...
