■Voodoo Lounge (1994年) | ローリング・ストーンズ野郎の雑記
ローリング・ストーンズに関する雑記とその他

1994年7月発表。
■収録曲
01. Love Is Strong
02. You Got Me Rocking
03. Sparks Will Fly
04. Worst
05. New Faces
06. Moon Is Up
07. Out of Tears
08. I Go Wild
09. Brand New Car
10. Sweethearts Together
11. Suck on the Jugular
12. Blinded by Rainbows
13. Baby Break It Down
14. Thru and Thru
15. Mean Disposition

ローリング・ストーンズ・レーベルの配給権がヴァージンに移ってからの最初のスタジオアルバムは、やたらと暑かった夏の十五年前の今頃に発売された。

が、ビル・ワイマンはすでに脱退し、ベースはダリル・ジョーンズ。
プロデューサーはウォズ・ノット・ウォズのドン・ウォズ。
アルバムタイトルの意味は、「心の状態」だとか、キース・リチャーズの飼い猫の名前だとか言われていた。

1曲目の「ラブ・イズ・ストロング」はファーストシングルカット曲として、CGで巨大化したミック、キース、チャーリー、ロニー、そして美女軍団がニューヨークを歩き回るモノクロのプロモーションビデオが作られた。
2曲目「ユー・ゴット・ミー・ロッキング」もシングルカットされ、これは如何にもライブ用といった曲なので、「A Bigger Bang」ツアーでも演奏されて、「ヘーイ!ヘイ!ヘイ!」はもう今やお約束といった具合で。

ほかにも、「スパークス・ウィル・フライ」「ムーン・イズ・アップ」「アウト・オブ・ティアーズ」「ベイビー・ブレイク・イット・ダウン」といった優秀曲が揃っています。

カセット版やLPではキースがボーカルの「スルー・アンド・スルー」でアルバムの幕が閉じるのだけれど、CDではスピードチューンの「ミーン・ディスポジション」が追加されている。

よって、全曲15曲に、シングルカットカップリングのアルバム未収録曲をくわえて19曲ものボリュームは、

「「メイン・ストリートのならず者」の再来」

などとも呼ばれ、僕もたしかソンナことをオーストラリアのU2ファンたちの同人誌にシタリ顔で書いたものでした。