Under The Cherry Moon | ローリング・ストーンズ野郎の雑記

つい最近、さいたま新都心駅前のショップで、プリンス映画「3本セットで4,000円」DVD商品を見かけたのだけれど、「パープルレイン」「アンダー・ザ・チェリームーン」「グラフィティ・ブリッジ」がそれぞれ単体で発売されている様子。


プリンス/アンダー・ザ・チェリー・ムーン 特別版


1986年公開。

「パープル・レイン」に続く、プリンス2作目の主演映画。


なんとも幻想的なタイトルや、プリンスのイメージとはかなりかけ離れた観がある、喜劇タッチが面白い。

当時のプリンスのバックバンド、レヴォルーションのリサ&ウェンディも美しく出演。



Parade: Music From The Motion Picture Under The Cherry Moon



サントラ盤は「パレード」。

シングルカット曲、「キッス」は全米1位。


このアルバムで英国での人気も再燃。

英国ではアルバム「1999」、シングル「デリリアス」でプリンスの認知度が高まっていたけれど、「パープル・レイン」は意外と評判が低かったのは意外だった。


日本盤「パレード」の再発盤を最近、中古盤で購入。

山川健一さんと渋谷陽一氏の対談が解説書扱いになっているのを、20年目にして初めて知りました。


それにしも、この頃のプリンスの制作意欲はすごかった。


ミッド・エイティーズ当時ですら、ビッグネームのアルバム・リリース期間は2~3年だったが、プリンスは年1枚のハイペースでアルバムを発表。

この翌年には「サイン・オブ・ザ・タイムス」というタイトルの2枚組アルバムをリリースし、さらに次の年には全裸ジャケットで有名な「ラブセクシー」を発表している。