コピー品無法地帯 | ローリング・ストーンズ野郎の雑記

The Rolling Stones

A Bigger Bang [Bonus DVD]


今日(昨日)、ほぼ3ヶ月ぶりぐらいにバンコック繁華街のコピー屋台群をのぞいてみたら、「A Bigger Bang」 のコピー品が置いてあった。


売価100バーツ。

円安バーツ高で今は約300円。


僕がまったく興味がなかっただけで、とっくの昔から陳列されていたのだろう。

正統的な複製品ではなく、オリジナル楽曲16曲に、

・Rough Justice (Long Mix)

・Let Me Down Slow (Long Mix)

の2曲が追加されている。


しかし、やっぱり僕はそんなモノは買わなかった。

「A Bigger Bang」は僕なりの向学心で、日本盤アメリカ盤タイ盤DVD付アメリカ盤 、の4タイトルも買ってしまっているから・・・。


ちなみに、DVD特化の屋台では、公式盤は廃盤になっている「Voodoo Lounge」、公式正規盤が存在しない「Ladies And Gentlemen」のDVDが売られている。

ビートルズの幻の駄作「Let It Be」も置いてある・・・。


それにしてもの、コピー品無法地帯タイランド。

昨年のビル・ゲイツ氏の訪タイを機に、「タイ当局がコピー品の販売・使用の取り締まりを強化した」らしいのだが、今だにあちらこちらで普通に売られている。


「ウインドウズなどのPCソフトや映画DVD、音楽CDの正規品は、タイ人の給料ではそうそうカンタンには買えないから、コピー品購入に手を染める」


との風説が流布しているが、それは正確ではない。

100バーツだって「安い」とはいえない。

音楽を欲する世代、10~20代にとっての100バーツは、昼食2~3食分に相当する(物価比で食費が安すぎるという理由もあるけれど)。

それに、外国企業の中には、社員が使いもしない不要なソフトをむやみやたらにPCにインストールできないシステム、社風を作り上げているところも増えている。


現実には、PCショップ集合体ビルや繁華街でこれらの違法品を買いアサっているのは、タイ人よりも外国人旅行者だ。

顔とお腹に「東南アジアでバカンスです」と書いてある白人サンたちが、屋台の上で5枚、10枚、20枚と掻き集めて「おい、これくれ」「おい、安くしろよ」とかやっている。

違法行為を糾弾するつもりなどないけれど、そういう音楽観はケイベツに値する。


日本人の中にはご丁寧にも、連続写真付きでコピー品「ウインドウズXP」のインストール方法をブログ上で解説している方もいる。

そういうブログの中で「私はタイが好きです、愛してます」みたいなことを言われても、「なんだかな~」とナナメとウラから見てしまうのは、僕だけなのだろうか?