安マスコミ | ローリング・ストーンズ野郎の雑記

「命を狙われている」というニュース


「ホリエモンの脳裏には、かつて悪徳商法で問題となった豊田商事の永野一男会長が、自称右翼の男にマスコミの目の前で殺害された“惨劇”が浮かんでいるのか」ときた。


憶測を通り越して、「殺されろ」といわんばかりの願望。


しかし、ライブドア事件に過去の類似性を求めるなら、ハナから詐欺商法だった豊田商事事件(1985年)ではなく、敗戦後の混乱期に世間が「時代の寵児」と持て囃したことから始まった「光クラブ事件」(1949年)だと思う。


エモンの「人の心は金で買える」という迷ゼリフを耳にしたとき、光クラブの山崎日記をオーバーラップさせた人々は少なくなかったと思う。


「出る杭は打たれる」は昭和24年の頃からあっただろうし、その杭を出させたのは、当人のカンチガイを助長させた世相を煽動したマスコミだ。


いち新興企業の無軌道なモラルレス経営にマスコミが大騒ぎしているのは、単なる免罪符、魔女狩りにすぎないんだな、と思う今日このごろ。

不祥事の質でいえば、カネボウの方がうんと下品だった。


海外生活は、そういう安っぽいエセ正義感ニュースを垂れ流しているであろう、民放テレビから遮断されることが有難い。


だけれど、今はNHKですらも、道ゆくオッサンらをつかまえて「実態のない虚業だ」だとか「ちゃんと額に汗して働かなくちゃ駄目だ」とか言わせてるのが、痛い。


オッサンらが額に汗水してもどうにもならなくなったから、エモンみたいな人間が出てきたんだろうに。