■12月の作より | 藝蘭の部屋

■12月の作より

【久美子】15㎜角

 

【春笙】15㎜角

 

【春瑤】7㎜角 

 


 【美紀】7㎜角


7㎜角に2字刻は細かくて、私の技量ギリギリといったところ・・・、
印材に混じり物がなく、どちらも最初の刻で仕上がりました。

 

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少し前のブログで触れました印袴の帯作りの道具

 

 

 

 

 

 

 

中央の基本部材はアガチス材で長さ30cm、幅3cm、厚さ3㎜。
溝を構成する補助部材にヒノキ材・幅10㎜、厚さ4㎜、


押え棒にはバルサ材の3㎜厚、これを3本束ねて9㎜幅に・・・、

の、予定が・・・、

購入後に測定したところ、

バルサ材3㎜厚は3.3㎜、ヒノキ材は4.05㎜だったので、
ヒノキ材2本組合わせで押え棒に、バルサ材は溝の補助部材に変更しました。

 

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本体は木工用ボンドとホッチキスで接合し、押え棒を組み合わせたところ。

 


その断面。

 

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さっそく布プレスのテスト。

 


上から押え棒、本体、自作の裏打ち布、市販品のアイロン加工布。

自作の裏打ち布は折目がしっかりと付きました。

アイロン加工布には少し復元力があって折目はやや緩い。

 

アイロンを使って帯に加工したところ。


自作の裏打ち布(下)には接着剤の塗布が必要ですが、
市販品の加工布(上)と比べて加工しやすいと思いました。


定規を使わず正確に折目が付くので、少し気が楽です。