竜飛海底→青函トンネル記念館 ('03.9.23)
龍飛埼灯台から、青函トンネル記念館へと引き返し、展示ホールを見る。
トンネル掘削の経緯などが紹介されていた。
2階には映像展示があったが、時間が合わなくて見ずじまい。
記念館と廊下でつながっているのが、竜飛ウィンドパーク展示館。
丘の上にある風力発電機についての解説や、風のはたらきを学べる遊具がある。
小さなスペースだが、こちらは入館無料だ。
(青函トンネル記念館は、入館\300、体験坑道乗車券\900だが、私のようにトンネル側から来る場合は、見学きっぷの料金にこれらが含まれている)
※竜飛ウィンドパークは2007年に廃止され、展示館も閉鎖。ウィンドパークの風車は研究用としての性格が強く、老朽化もあり2008年に撤去されました。
その後新しい風車が建てられ、2010年から竜飛風力発電所となって発電が再開されています。
- 道南いさりび鉄道になる前の江差線(函館→木古内→竜飛海底)
- 竜飛海底駅からケーブルカーで本州上陸!(竜飛海底→龍飛崎)
- かつては青函トンネルから行けた龍飛崎(龍飛崎・青函トンネル記念館)
- 龍飛崎の景色にmisonoさんの歌声は合う(青函トンネル記念館→竜飛海底→蟹田)
- 蟹田の展望台で、透ける螺旋階段を上る(蟹田)
- アスパムから眺めた青森の夜景(青森)
記念館の休憩室で、コーラを飲みながら景色を見ていると、館内にday after tomorrowの『Starry Heavens』が流れた。
夜の歌のはずなのに、不思議とこの景色に合うような気がしたのは、『テイルズ オブ シンフォニア』の画面を思い起こさせるからか。
※『テイルズ オブ シンフォニア』はナムコから2003年8月29日に発売された、ゲームキューブ用のRPG。
翌年プレイステーション2に移植されましたが、主題歌は同じday after tomorrowの『そして僕にできるコト』に変わっていました。
2013年、同作はプレイステーション3に移植されました(続編の『テイルズ オブ シンフォニア - ラタトスクの騎士』とともに、『テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック』として)。下の映像は、このとき主題歌として使われたセルフカバー版です。
2023年には『テイルズ オブ シンフォニア リマスター』が発売されました。
ケーブルカーに乗り、再び地中の人となる。
50人くらいの大集団とすれ違う。体験坑道ツアーは盛況のようだ。
竜飛海底駅は、観光地化されておらず、素のままのトンネルが見られる場所だった。
同じ構造のはずなのに、吉岡海底駅とは対照的なのがおもしろい。
実はどちらもJR北海道の管轄なので、意図的に両者に違いを持たせているのかもしれない。
一緒に回ったお客さんの中には、朝のドラえもん海底列車で吉岡海底駅を見た後、木古内で乗り継いで、こちらへやってきた人もいた。
なるほど、朝のドラえもん列車に乗ると、1日で両方回れるのか。
午後2時51分、やってきた特急「スーパー白鳥」に乗車。
ほかの5人のかたは、隣の指定席車両へ向かっていった。私だけ自由席。
ちなみに、このスーパー白鳥は青森行き。
竜飛海底駅見学コースは、函館方面から乗って青森方面へ出るか、青森方面から乗って函館方面へ出るか、いずれかしかない。
スタートした駅に戻って来られるようにしたら、もっとお客さんを呼べるような気もするのだけれど。
それと、竜飛海底駅を見学できるのは、4月下旬から11月上旬までなので要注意。
青函トンネル記念館も、この期間以外は閉館となる。
※竜飛海底駅の見学ツアーは、2013年まで行なわれていました。
竜飛海底駅は2014年に廃止され、保守・避難施設「竜飛定点」となっています。
青函トンネル記念館は現在も、4月下旬から11月上旬まで営業しています。
7分後、地上へ出る。
その後も何度かトンネルを通るが、その切れ間切れ間に、津軽の森の風景がのぞく。
津軽今別駅を過ぎると単線になり、いったんスピードが落ちる。
しかし、線路が直線に近いためか、再びスピードを上げて、中小国(なかおぐに)駅を通過。
蟹田
↑(<津軽今別(つがるいまべつ)~中小国(なかおぐに)~>)
午後3時15分、蟹田駅に到着。ここで特急を降りた。
(ゲーム路銀 \3,780-\2,730=\1,050)
実は、ひと駅手前の中小国は、JR北海道とJR東日本の境界駅。
いよいよJR東日本エリアに突入だ!
※特急スーパー白鳥の使用車両は、この特急用に開発された789系電車でした。北海道新幹線開業後は、札幌-旭川間の特急ライラックで運用されています。
※津軽今別駅は2016年の北海道新幹線開業に伴い、新幹線の奥津軽いまべつ駅として再開業しました。
※新幹線開業前の白鳥・スーパー白鳥、および貨物列車は、中小国駅の少し手前の新中小国信号場で、海峡線から津軽線に入っていました(貨物列車は新幹線開業後も運行)。
現在、津軽線の蟹田-三厩(みんまや)間は2022年の豪雨による被害を受け運休中で、中小国駅や、奥津軽いまべつ駅に隣接する津軽二股駅も運休しています。
(新中小国信号場-三厩間は、廃止の公算が大きいようです)
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俳優・八名信夫氏の著書『悪役は口に苦し』(小学館)の中で、それぞれの時代背景について補足説明する文章を、少しだけ書いてます。
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