小樽築港 ('02.2.8)
マイカル小樽(※現・ウイングベイ小樽)のサティでソフトクリームを食べてひと息ついた後、
隣にある、石原裕次郎記念館へ。(入館料\1,500)。
裕次郎さんは、少年時代、小樽に住んでいたことがあるそうだ。
- マイカル小樽(現・ウイングベイ小樽)へ(小樽築港)
- マイカル小樽にあった「小樽よしもと」(小樽築港)
- 小樽の石原裕次郎記念館(小樽築港)
- 夜の小樽運河と寿司屋通り(小樽)
はっきりいって私は、裕次郎さんの映画を見たことがない。
『太陽にほえろ』を何回か見た記憶しかない。
だからパッパと見て帰ろうと考えていたのだが、最初の展示が『黒部の太陽』のトンネルを再現したものだったので、思わず足を止めた。
このトンネルは、今の立山黒部アルペンルートの一部。
行ったことはないが、『列島快走へんな列車』(所澤秀樹著・山海堂)という本によると、現在トロリーバスが走るトンネル内には、実際に「大破砕帯」を示す標識があって、工事の途中で崩落事故の起こった地点を示しているそうだ。
※立山黒部アルペンルートへは後に行きました。(大雪でバス区間が通行止めになっていて、富山から松本まで大糸線経由で大回りするはめになってしまいましたが)
この記念館に再現されたトンネル内では、映画でのそのシーンが映し出されていた。
地下水の噴き出す映像がすさまじかった。
あれを乗り越えてトンネルを完成させたのだから、工事に携わったかたがたの努力にはおそれ入る。
また、CGのない時代にあの映像を作った、映画スタッフ・キャストの皆さんもすごい。
次にあったのが『栄光への5000キロ』の車。
バックに流れているダイジェスト映像にハマった。
ラリーのシーンでは、オンロードレースのような抜きつ抜かれつのシーンを入れて盛り上げるといううまさに感心。
富士スピードウェイも出てくる。
今度この映画、レンタルビデオ店で探して、見てみようと思った。
(※後で知ったが、「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」とも、ビデオ化されていないらしい)
※『黒部の太陽』は、最近テレビで放映されていたのをたまたま見ました。
『黒部の太陽』『栄光への5000キロ』とも、現在はDVD・ブルーレイで発売されており、またAmazon Prime Videoで配信されています。
裕次郎さんの自宅を写した写真に、慶応義塾大学のペナントがあった。
私も昔持ってたんだが。
そういえば裕次郎さんって、私の高校の先輩だったっけ。
(大学も同じだが、学部が違う)
珍しいガルウィングのベンツや、慎太郎知事のお宝映像などもあった。
ティーラウンジ「ハレ・コンテッサ」で、ハヤシライスを食べる。
窓から、マイカル小樽の全景を望めた。
ショップに、“裕次郎さん切手”があった。
セントビンセントという国が発行したという。 ※セントビンセント及びグレナディーン諸島
(国外向けデザインの切手を作って、収入源にする国はいくつかある)
いつかゲイムマン切手ができるほどに売れたいものだと思う。
29歳で事務所作るくらい活躍してないとダメか。
※石原裕次郎記念館は、2017年に閉館しました。
館内の様子については、石原裕次郎さんの公式YouTubeチャンネルで、かなり詳細に公開されています。
(「夜の小樽運河と寿司屋通り(小樽)」へ続く)
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