今は亡き根室本線・富良野-幾寅-新得間<ゲーセン紀行Classic 3日目-4 富良野→帯広> | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

 富良野 ('01.9.16)

 


『北の国から』で知られる富良野から、この日の宿泊を予定している帯広を目指そう。

 

 

 

※ここから根室本線の普通列車に乗ります。
根室本線の富良野-新得間は、今年(2024年)の3月に廃止され、現在このルートを鉄道で移動することはできません。
(それ以前に、途中の東鹿越から新得までは、2016年の台風で被害を受けて以降、運休が続いていました。)

 

 


帯広までの運賃は、\2,420。
ゲーム路銀 -\7,340-\2,420=-\9,760
長旅に備えてペットボトルのお茶を買い、4時49分の列車に乗り込んだ。

 

金山駅までは、ほかにもお客さんがけっこういたが、そこから先は人が減り、車窓の景色も無人の森に。
森に民家がないのは、北海道に限った話じゃない。
ただ、この路線の場合、その森が延々と続くのだ。
トンネルを抜けると、いきなり視界が開け、

 


現れたのは「かなやま湖」。
ダム建設によってできた人造湖だ。
この後すぐ木々に覆われて視界から消えるが、ときどき木々のすき間から、湖が見え隠れする。

 

 幾寅(いくとら)

(~布部~山部~下金山~金山~東鹿越(ひがししかごえ)↑)

 


かなやま湖の東端に位置するのが幾寅駅。
映画「鉄道員(ぽっぽや)」の幌舞駅として使われた駅だ。
5時39分着。
ここも降りてみたかったが、降りると次が2時間後。
帯広に着くのがすごく遅くなりそうだったので、列車から外観を見るだけに。

 

 



鉄道コム

 

長い長い狩勝峠トンネルを抜けると、外ももう真っ暗だった。

 

 新得

(~落合)↑

 

終点・新得着6時25分。
ちなみに、ひとつ手前の落合駅を出たのが5時49分。
各駅停車でひと駅進むのに36分かかる所も珍しいだろう。

 

※この落合-新得間に、石勝線と合流する上落合信号場があります。石勝線は存続しているので、厳密に言うとこの信号場までが廃止された区間です。

 

この新得で、28分発の池田行きに乗り換える。
2両編成だが、客がなんと5人しかいない。日曜だからか?
と思ってたら、次の十勝清水駅で7、8人乗ってきた。
そうか、帯広が大きな街だから、そっちに近づくほど客が増えるということか。

 

と思ってたら、御影と芽室でずいぶん人が降りた。
車内の客は、増えるどころかむしろ減っている。
ちなみに芽室は、元横綱大乃国(芝田山親方)の出身地として知られる。

 

真っ暗だった窓の外に、突然光が散らばった。市街地だ。

 

 帯広

(~十勝清水<~羽帯(はおび)>~御影~芽室~大成~西帯広~柏林台(はくりんだい))↑

※羽帯駅は2018年に廃止となりました。

 


7時35分、帯広駅着。
急いで駅前のホテルにチェックインして、再び外へ出る。
何でそんなに急ぐかというと、帯広の有名なお菓子屋さん、六花亭に行きたかったのだ。

 

閉店間際の六花亭本店にすべりこみセーフ!
ここはホワイトチョコレートの元祖。板チョコ5枚セットを買った。
ホワイトチョコレートはもちろん、モカ、ミルクなど、5枚全部味が違うのだ。

 

 

※六花亭は「マルセイバターサンド」や、フリーズドライの苺がまるごと入った「ストロベリーチョコホワイト」もおいしいです。

 

 

 

六花亭

 

ホテルに戻って食事。
黒こしょうのステーキに、赤ぶどうジュース。
帯広の隣の池田町はワインの産地。だから本来ならワインなんだろうが、下戸の私は赤ぶどうジュース。
それにしても、名産品がワインとチョコレート。
「十勝でポリフェノールを摂ろう!」って、観光のキャッチフレーズに使えそうだけど。

 

 

※今なら帯広といえば豚丼が有名ですが、当時の私は知りませんでした。

 

 

 

時刻は午後9時。もう遅い時刻だが、一応ゲーセンを探してみる。

 

    
日本縦断ゲーセン紀行 ルール説明
スタート時点での「ゲーム路銀」は、「ゲーセン」にちなんで¥5,000(G千)。
ゲーセンでゲームをプレーして、1面クリアーするごとに、「ゲーム路銀」は¥100ずつ増える。
(ただし、1プレー¥50円のゲームなら¥50ずつ、1プレー¥200なら¥200ずつ。ゲームをプレーするためのお金も、「ゲーム路銀」から捻出する)
この「ゲーム路銀」だけを交通費にして、日本縦断を目指すのだ!
(現在のゲーム路銀 -¥9,760)※北海道内はマイナスでも可。

 


商店街で見つけたゲーセン「ロジャー」。
(Jフォンの「写メール」で撮影)
入ってわかったが、ここは1プレー50円。

 

まず『ミスタードリラー2』をプレー。アメリカ面を一発クリアー! -\50+\500

 

続いて『ぷよぷよ通』。これもやり慣れたゲームだが、忘れてた! 家庭用ゲーム機版とはボタンの配置が左右逆!
慣れないまま3面のパノッティに倒されアウト。-\50+\100

 

次は『子育てクイズ マイエンジェル』。
クイズは得意だし、これなら1面あたりにかかる時間が少なくて済む。
……はずだったが、意外とプレー時間は短くなく、しかも5歳の小学校入学試験でゲームオーバーに。-\50+\250
トータル-\150+\850で、プラス\700。

 

ゲーム路銀 -\9,760+\700=-\9,060

 

ホテルに戻ったのが夜の10時10分。明日は石勝線に乗って西を目指そう。

 

現在のゲーム路銀
-\9,060

 

「雲海テラスがまだなかった頃のトマム」へ続く)

 

ふらの観光協会 南富良野まちづくり観光協会 帯広観光コンベンション協会 JR北海道

 

 

※最近の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。

 


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