【屋島:27】<脱出ゲーム 香川県からの脱出> TVゲームクイズのチャンピオン | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

※このページは、『脱出ゲーム 香川県からの脱出』の途中のページです。ゲームを最初から始めたいときは、「【脱出ゲーム 香川県からの脱出】タイトルページ」へ進んで下さい。

 

 屋島

 


正解! 巻き物に記されていた「スズメ電波ソウメン」だ。


ゲーム機の後ろの壁にあるくぼみに、何かがせり上がってきた。
優勝カップだ。
「TVゲームクイズ チャンピオン 2000」と書いてある。昔の人気テレビ番組で、優勝者に贈られたものだ。

カップの中は、番組のキャラクターが刻まれたメダルで満たされている。「ご自由にお取りください」と書かれた紙が貼られているので、何枚か持っていこう。

 

ちなみに、この番組の司会者の1人が香川県出身だったが、西暦2000年にテレビゲームを取り上げたこの回から、産休に入ったため出演しておらず、海外出身の歌手が代役を務めていた。
したがって厳密にいえば、このカップと香川県との繋がりは薄い。

 

この番組で優勝することは大きなステータスとなり、優勝者の中には、後にその分野の専門家として有名になった人も多い(魚、ラーメン、カレー、パチンコ、フードファイトなど)。

2000年のテレビゲームの回では、事前に「(当時の)最新のゲームから出題される」という情報が参加者たちに伝えられていた。ある参加者は、ゲームライターやゲームクリエイターとして活躍するために是が非でも優勝したいと願い、自腹で何本もゲームソフトを買って予習した。

だが、この時代のゲームにはプレイ時間が非常に長いものが多く(オープニングだけで30分を超えるものもあった)、長時間を費やした割に、ほとんど予習にならなかった。しかも運の悪いことに、買ったゲームのほとんどが、クイズの問題として取り上げられなかった。
結局、彼は早々に敗退。以後かろうじて本を出したりゲームを作ったりはしているが、いまだ鳴かず飛ばずである。

(※翌年の大会では、古いゲームに関する問題もある程度出題されたのだが、そのうち3問は、問題制作スタッフに加わった彼が考えたもの

 

優勝したのは某ゲーム専門誌の編集者。職場で最新ゲームに触れられるし情報も得られる立場だったので、ほかの参加者に比べてかなり有利だったはずだ。

しかしその優勝者も運が悪かった。そのゲーム専門誌が、オンエア直後に休刊となってしまったのだ。彼はゲームと無関係の雑誌編集部に異動したそうで、(魚選手権で優勝した青年や、カレー選手権で優勝した芸人のように)この番組の優勝者というステータスを活かすことが全くできなかった。

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※この作品はフィクションです。実在する人物・場所・団体等とは関係ありません。

 

    
2019年香川県議会議員選挙

高松市(・直島町)選挙区

定数 15  立候補者 17

ゲーム規制条例に

賛成議員 5  反対議員 7  中立議員 3

 

 

 

 

 

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