私がゲームを作り始めたきっかけ | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

『クローズアップ現代』の記事「なぜ、“戦わない戦争ゲーム”が700万本 売れる?」を読んだ影響で、私がゲームを作り始めたきっかけについて、深夜にツイッターでついつい連投してしまいました。ブログにも貼っておきます。

 

『Papers, Please』とか『This War of Mine』とか、ああいう本格的なのは作れないなあ。作れるクリエイターさんを尊敬します。

 

アイデアだけなら……といっても、だいたい私の思いつくゲームのアイデアは、20年くらい早いか、2年くらい遅いか、どっちかなんですよね。

町おこしのために自治体とか鉄道会社とかとコラボして、プレイヤーの皆さんに聖地巡礼してもらうことを目的としたゲームとか。(これ昔オールアバウトさんの記事で書きました。2003年だったか。……「20年」はちょっと誇張が過ぎました)

 

 

ゲームの持つインタラクティブ性が、プレイヤーに、当事者意識を持ってもらえると考えたのです。そういう点は小説や漫画等よりも、ゲームの方が勝っているかなと。(クローズアップ現代でも似た話が出てましたね)

ちなみにこのときはゲームブックでした。

 

いまだにこの80年代の管理教育の余波が残っているようで、ときどきトンデモ校則がニュースになることがあります。そういうのを目にするたびに、何ともやりきれない気持ちになります。

 

人種差別反対を訴えるゲームは、南アフリカのアパルトヘイトを念頭に置いてました。

(確か、作ってる途中くらいの時期で、アパルトヘイトが撤廃されたはず)

序盤は当時のファンタジーRPGあるあるを詰め込んだ内容で、タイトルも『ロードス島戦記』の舞台「フォーセリア」に似せて『オセイリア』としました。

 

しかし一時ブームだったゲームブックも、既に下火になって久しい頃で。

三部作構成だった『オセイリア』の、第一部だけとりあえず完成させて、東京創元社の「第3回創元ゲームブックコンテスト」(1989年)に応募したのですが、その審査結果は2023年2月時点でまだ発表されておりません。

 

1993年、NECから初期の電子書籍端末(DB-P1)が登場すると、これ向けに『オセイリア』をリメイクしようとしました。

でも、この端末が普及しなかった上、ネットで販売できる今とは違って、ゲームを頒布するのにフロッピーディスクを使う必要があり、販売ルートが確保できなかったためお蔵入りとなりました。

ソフトベンダーTAKERUを使えないかなあとも考えたのですが。

 

今はおそらく、こういうストーリーのゲームは作れないと思います。

主人公が当初は、(そういう意識はないままに)人種差別をする方のグループに入っていて、しかも第一部が終わってもまだその状態なので、かえって現代のコンプライアンスに引っ掛かりそうで。

 

 

『Shake Hands! Russia And Ukraine』は、あまりにもダウンロードされなかったし、どこのニュースサイトでも取り上げられなかったので、面白法人カヤックさんが2016年に開催した「クソゲー供養会」に出そうかとも思いました。

結局出さなかったのですが、今考えたら出しときゃよかった気もします。

 

「クソゲー供養会」が伝えたゲームの原点 熱きクリエーター魂に拍手 - withnews(ウィズニュース)

 

 

 

 

ゲームブック風アドベンチャーゲーム『脱出ゲーム 香川県からの脱出』はこちらから。

 

※最新の「日本縦断紀行」はこちら。

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