近江八幡('18.10.21)
明治橋に戻る。
ここから東へ、堀沿いに石畳の道が続く。
桜の木が多いので、春の眺めはまた壮観だろう。
白雲橋に出た。この橋を渡ると日牟禮八幡宮、そして八幡山ロープウェーの乗り場だが、今日はそちらの方へは行かない。
明日は月曜日。月曜定休の施設が多いので、それらを今日のうちに回ることにする。
金曜日に新幹線が止まったせいで、旅程が1日ずれたのだ。
橋の南に建つ鳥居と、白雲館。
白雲館は明治期の学校建築で、このあたりの洋館には珍しく、ヴォーリズが関わっていない。
石畳の道をさらに東へ歩き、かわらミュージアムにやってきた。
堀沿いにいろんな鬼瓦が並ぶ。
地面も瓦で装飾されている。
館内へ(入館料¥300)。
常設展示室1階。さまざまな鬼瓦が展示されている。
鶴、大黒様、鍾馗(しょうき)様、だるま、天狗とお多福、菊、龍、桃、桃から顔を出す桃太郎。
このミュージアムは、八幡瓦を製造していた寺本家の跡地。
瓦の原土、燃料、そして製品を運ぶのに、八幡堀の水運が使われたという。
昔の瓦の作り方を人形で説明。
今では機械化されたが、昔は足で土を踏んで練り、針金で切って手作業で成形、そして窯で焼いていた。
八幡山城から出土した、金箔つきの瓦。
安土城の金箔瓦では、文様の凹部に金が貼られていたが、こちらでは凸部に漆を塗り、その上に金箔を貼っていた。
瓦のふき方が写真で紹介されている(軒瓦→袖瓦→桟瓦→棟葺き)。
お寺など大きな建物では、丸瓦と平瓦を使う「本瓦葺き」が、民家では重量の軽い「桟瓦葺き」が使われた。
近江八幡観光物産協会 びわこビジターズビューロー(滋賀県)
JRおでかけネット(JR西日本) 近江鉄道
※旅のマップはこちら。
※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」&地図はこちら。
・第220回 近江商人にあやかりたい(近江八幡)
・第219回 信長になってみたいけど(安土→近江八幡)
・第218回以前
・安土、近江八幡(第218回~)
・彦根(第215回~第218回)
・テーマ別記事一覧
スマホ用無料ゲームを作っています。
「脱出ゲーム 新入社員・江須恵(えすけい) 例のプールに閉じ込められた!」