伊勢市('14.4.9)
まっすぐ進むと、正宮の大きな塀がいきなり現れた。
手前と奥とで木の新しさが違う。
手前が以前の正宮で、奥が去年建った現在の正宮。
参拝。
外宮正宮のそれぞれの建物は、木もカヤも金属も、全て新しく若々しい。
20年に1回、式年遷宮を行なうことで、伊勢神宮は常に新しさを保ち続ける。
不死鳥が火に飛び込んで生まれ変わり、永遠の命を保つという伝説を思い出した。
こちらは古殿地。入口が塞がれていた。
鳥居の左右から伸びる木が目立つ。
私は2009年にも伊勢神宮に来ているが、そのときはこちらが正宮だった。
亀のような形をした、平たい石の橋を渡る。
風宮、土宮、多賀宮を参拝。(写真は風宮)
境内には、背が高く、幹の太い木が多い。
真下から見上げると圧倒される。
御厩(みうまや)の中に神馬がいた。
笑智(えみとも)号という名前。
あまりにもきれいな芦毛なので、ぱっと見、置物かと思った。
今回の遷宮で新たにできた休憩所で、勾玉(まがたま)池を眺めながら少し休む。
休憩所とともに新設された、せんぐう館へ。(入館料¥300)
スクリーンで、天照大御神に神饌をたてまつる日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)の様子や、それぞれの食べ物を作る行程や、神嘗祭(かんなめさい)の様子を見られる。
展示も多数。
内宮は垂仁天皇26年(紀元前4年とされる)に現在地に鎮座したという。(3世紀説、6世紀説もあるらしい)
外宮は雄略天皇22年(西暦478年か)の創建とされる。
式年遷宮で行なわれるさまざまな儀式。御装束神宝の工芸技術。
大御神を新宮へ移す、遷御の行列の6分の1模型。
半地下へ下りてみると、外宮殿舎の20分の1模型と、正殿の一部分の原寸大模型がある。
ちょうど午後2時。来館者向けの解説が始まっていた。
地下には木工、金工、かやぶき工の技法を紹介する展示と、今回の社殿建造時の写真。
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