芸大通('13.6.7)

ゲイムマンの日本縦断紀行-トヨタスポーツ800(173-31)
引き続き、トヨタ博物館。

ゲイムマンの日本縦断紀行-トヨタ2000GT(173-33)
高度経済成長期に入る。
トヨタ2000GTは、当時3つの世界新記録(72時間走行、10,000マイル走行、15,000km走行における平均時速)と、排気量2,000cc以下クラスの、13の国際新記録を樹立した。

セリカ(TA22)、コロナRT102、ソアラ。
日産車は、スカイライン2000GT、フェアレディZ。
いすゞ117クーペ。三菱コルトギャランGTO。
70年代初頭の排出ガス規制をクリアした、ホンダシビックCVCC。
マツダはロータリーエンジンのコスモスポーツL10B。

ここから一気に時代が進む。カローラレビンAE86。ユーノス・ロードスター。
現代の車として、500台限定販売のレクサスLFA(1台1台手作りされていた)、燃料電池を使ったFCHV、そしてプラグを差して外部電源から充電できるプラグインハイブリッド。

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連絡通路を通って、本館から新館へ移動。
窓の外を見ると、午前中とは違って、空を厚い雲が覆ってきている。
歴代コロナ、セリカ、マークIIの模型を見て、2階から新館に入った。

日本の自動車と生活文化の歴史に関する展示。
まず明治時代。大八車や人力車に始まり、
1899年製の蒸気自動車、ロコモビル・スチーマー。

A型フォードと、シボレー・フェートンも展示されている。
フォードは横浜、シボレーは大阪に工場を持ち、日本で車両の組み立てを行なっていた。

戦後。進駐軍のジープが大量に持ち込まれて町なかを走った。
市街地の交通手段は輪タク(人力車に自転車をつけたタクシー)が中心。

ゲイムマンの日本縦断紀行-戦後すぐ(173-34)
ジープの向こうに、戦闘機の廃材を用いた、三菱シルバーピジョンというスクーターが展示されている。
小さな三輪トラックや、薪で走るトラックもある。

軽合金フレームを使った、三菱の自転車「十字号」もあった。
自転車も当時は貴重だったそうだ。

このような時代に、発売されたばかりのフォード・カスタム4ドアセダンが、いち早く日本に持ち込まれ、話題になったという。

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※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちらへ。
第173回 徳川家と豊田家のターニングポイント(長久手古戦場→芸大通→藤が丘→一社)
第172回 3度目の東山、そしてさらに東へ(東山公園→藤が丘→杁ヶ池公園)
第171回以前