合格者はその場の思いつきで絵を描き、合格したわけではありません。
天才だから合格したわけではありません。
どのような絵を描くかを試験前には決定しておいて、その絵を試験という限られた制限時間の中で完成させるための方法やノウハウを自分自身で開発し実行出来た結果、合格していったわけです。
どんな課題が出ても自分の中の様式をつくり、そのなかに当てはめて描くことによって、どんな課題でもうまく対応できます。
あなたにとって必要なことは自分自身の様式作りです。
難しいように思われますが、意外と簡単なことです。
最初は合格者の作品の画像を集めて真似できそうな絵や好きな絵をを真似してください。
それを真似できれば合格レベルの実力があると言うことです。
もし、あなたが何も真似できない段階であれば真似できるだけの基礎力を身につければいいだけのことです。
そして、それに自分なりのアレンジを加えて「オリジナル」が出来れば合格は狙えます。
合格できる作品を1から自分の考えだけで産み出そうと思ったら難しいですが、
最初は何かを真似て、それをアレンジしていったほうが手っ取り早く合格へ近づけます。
模倣の中でも技術は高まってきますし、効率的に早く絵を完成させるすべを身に着けることも可能です。
最初にやるべきことは様式作りです。
ポイントは努力する方向性を誤ってはいけないということです。
ただ、闇雲に努力するより、どんな絵を描きたいかを決めてから、それが出来るように努力すべきです。
あとは、合格できそうにない様式を目指して努力してもいけません。
ということで、おすすめの資料を紹介します
それは何かということですが単純にデッサンの基礎が書かれた本です。
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そんな単純なことがなぜ重要かといえば、何かを応用するには何にしても根本的な基礎が重要だといえるからです。
縄跳びが跳べない人がいきなり二十跳びが出来ないように、基礎知識がまったくない人がいきなり合格することもありません。
すべては、段階を経て上手くいくものです。
ようは、基礎を上手く応用したほうが合格が簡単だということです。
→本番当日