花咲 | へちまとろん

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怖いもの見たさで生きている2人のブログ。

たまに本とか作ってイベントに行きます。

衝動的にレイトショーで『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』見てきました。


すいません。単純に"なこち”こと押水菜子ちゃん(パンフの向かって左端のコ)を見たくなったんです。スクリーンで。真希波さんは大画面で見る機会を見事にのがしましたがダウン、昨日は1日・映画の日で1000円、しかももう上映はおわってるのではないかと半分諦めてた上でのレイトショーの発見だったんで勢いで見に行きました。なんか映画行くのはこういう勢いが要るんです。『~仏像人間』は気がついたら見終わっていましたが。


※写真より下、ややネタばれ&偏見あり。



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↑一応言っておくと、右から2番目のコが主人公。



映画冒頭、まさかのヤング皐月(主人公・緒花のママ)でやられました。濡れた女性なら誰でもいいのか!?と怒られそうですが。そうじゃないんです。不意打ちだったので。不意打ちだったんです。

物語は完全にテレビ版を見ていること前提で進んで行ったので、記憶が追いつくまで若干戸惑いましたが、落ち着いてくると「こういう雰囲気だったなあ」と懐かしい気持ちになりました。有り体に言えば「喜翆荘に戻ってきた」みたいなかんじでしょうか。

まあそんなことはどうでもよくて、自分にとっては目的の菜子ちゃんがどこで登場するかが問題だったのですが、コレがなかなか出てこない。ヒロインにぶつかって性格と裏腹にド派手な登場か!と思いきや、ただの縦巻きロールの女だったりして散々焦らされましたが、結局彼女はごく自然に従業員の一人として画面に現れました。実に彼女らしい。


“困る・怒る・叫ぶ”で情緒不安定な他の女性従業員とは違い、女将のスイさんのように落ち着いた(もとい、おとなしい)菜子ちゃん。話はヤング皐月のストーリーと平行して、菜子ちゃんの私生活も描かれていました。誰をフューチャーすべきか製作者様はよくわかっていらっしゃる!そして終盤の旅館のお風呂のシーンは素晴らしかった!!女将と偽コンサルタント以外の女性キャラがほぼ全員入浴していましたが、僕にはずっと菜子ちゃんと彼女の妹の2人しか目に入ってきませんでした。こんな人間ですいません!本当に見に行ってよかったです!


全体的な映画の感想としては、テレビ版ありきの構成で一本の映画としてみると少し見づらかったり、まったく関係ないですが個人的にギョッとするシーンがあったり(今は言及控えます)しましたが、テレビ版同様、それぞれの役職につく個性豊かなキャラ達が旅館のために一丸となって働く姿が良かったです。ヒロインの母親の物語とヒロインの心情の変化をうまく絡めたストーリーも良かったです。それよりも何より菜子ちゃんがたくさん見られて大満足でした。