楽園 | 北海道の凡人生活

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楽園 鈴木光司 新潮社

帯説
いつかきっとめぐり逢える。この想いがつづく限り―。
太古のモンゴル砂漠で暮らしていた男女が、他部族の
襲撃により離れ離れになってしまった。伝説の赤い鹿の
精霊に導かれた男は、最愛の妻を追う。そして18世紀の
南太平洋の小島で、現代のアリゾナの地底湖で…。一万
年の時と空間を超え、愛を探しつづける壮大なファンタ
ジー。第二回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

感想
とにかくスケールが壮大。氏得意の布石が意外な結末と
結びつく手法は残念ながら期待できない。
同氏著作の神々のプロムナード同様、シンプルに仕上がっ
ているファンタジー。
★★★☆☆