ポスターで振り返る名古屋のデザイン | geezenstacの森

geezenstacの森

音楽に映画たまに美術、そして読書三昧のブログです

 

ナカク・デザインプロジェクト2024

ポスターで振り返る名古屋のデザイン

 

 

 名古屋栄にある市民ギャラリー栄で16-18日の3日間限定で、「ナカク・デザインプロジェクト2024」が開催されていまするまた、それと同時開催で「ポスターで振り返る名古屋のデザイン」というイベントもあります。名古屋は市制100年記念行事の一環として、"ひと・夢・デザイン-都市が奏でるシンフォニー" をテーマに、1989年7月15日から135日間に亘って「世界デザイン博覧会」が開催されました。また、デザイン界最大の国際会議である「世界デザイン会議」や世界の一流デザイナーを招いての「国際ファッションフェスティバル」なども開催され、名古屋の国際的な知名度アップとイメージアップに大きく貢献しました。当時は唐突に開催されたようなイメージがありましたが、小生も前年に子供が生まれたこともあり出かけた記憶があります。会場は3か所に分かれていたのですが、名古屋城会場には「ガウディの城」なるものも作られ興味深かったことを覚えています。

 

 

 今回、国際デザインセンター所蔵ポスター約30点が展示されています。今回のポスター展では1985年~2023年の間、名古屋市のデザインを重視した事業や国際デザインセンターの30年間にわたるデザイン事業が、日本を代表するグラフィックデザイナーや中部デザイン団体協議会メンバーによりデザインされたポスタ ー作品が一堂に展示されています。

 

image
 
この「デザイン博」を契機に名古屋の街はデザインを意識した建造物があちこちに登場しています。
 
image
 
 今となってはほとんど記憶がないのですが、こうして改めて当時のポスターを見るとなかなかしゃれたデザインだったんだなぁと、感心してしまいます。
 
image
image
多分鈴木英仁なんかの作品にこういうデザインは影響を与えたのではないでしょうか。
 
image
縦文字の和風デザインはインパクトがあります。
 
image
愛知トリエンナーレもそれなりに貢献していたんでしょうな。
 
image
 
 この講演は記憶にないですが、世界デザイン博覧会に関連して発表された「デザイン都市宣言」に盛り込まれた国際デザインセンター事業として、名古屋市立中央高等学校の跡地を利用し、民間主導で再開発された商業施設の「ナディアパーク」で開催されています。
 
image
image
デザインに関係する事業はその後も継続的に続いているのですなぁ。
 
image
 
たかがポスターの展示ですが、確かに個人的にはポスターデザイン一つにしろこの牛頭っと興味を持っています。

 

展示は今日までです。