第12回ポスターグランプリ入賞・入選作品展
もう終わってしまいましたが、愛知県美術館ギャラリーで、「 第12回ポスターグランプリ 入賞・入選作品展」が開催されていました。
今回のテーマは「縁」という言葉で、展示されていたのは全て入選作品以上ですが、実に色々な発想のもとご覧のようにアイデアが溢れていました。
結び方にも色々あるという見本です。
150緣区間がいいですねぇ。
この迷路入り口は4つ、出口なしです。
円形に緣を分解するとこうなります。
こういう包み方もあったのですねぇ。日本らしい発想で、古来からの究極のエコバック風呂敷を使い表現しているところがいいですねぇ。愛知県知事賞受賞作です。
ペアシューズですが、左右のサイズは違います。赤い紐は運命の紐です。グランプリ受賞作。
あみだを進んでいくと何やら複雑な線になってきます。これも緣です。
「永緣」ですが「とわ」と読みます。
これはまた、とんでもない緣です。
立体迷路ではこういうご縁もあるのでしょう。
ちょいとキース・ヘリングのパロディに見えてきます。
これが一番シンプルでしたが、全ての文字がつながっています。
漢字の成り立ちを考えるとこうなるのでしょう。
緣は裏側ではどう繋がっているかは神のみぞ知るといったところでしょうか。
コミュニケーションの方法が増えすぎて、こんがらがってきています。「そろそろ整理したい」が作者の心情です。
これは弁当です。色々な産地の食材が一つの弁当を形作っています。
金で緣は買えないぞ!!という強烈な主張です。ただの入選止まりですが、小生には一番インパクトがありました。