「あいちアール・ブリュット展」
愛知県では、今「あいちトリエンナーレ2019」が開催されていて、表現の不自由展の是非を巡っていつになく注目されていますが、その連携企画事業である「あいちアール・ブリュット障害者アーツ展」が、名古屋市民ギャラリー矢田/名古屋市東文化小劇場で開催されています。
こちらは、障害のある方の芸術・文化活動を通じて、障害のある方の社会参加と障害への理解を深め、障害の有無をこえた交流が広がることを目指す作品展です。
会場は地下鉄ナゴヤドーム矢田駅で降り、ナゴヤドームへ行く途中の「カルポート東」の中にあります。気軽に立ち寄れるのではないでしょうか。
この市民ギャラリー矢田は展示室が7つあり、その全ての展示室を使って開催されています。
僕の好きな生き物たち 山川晟和
セロファンテープだけを使って作品が作られています。
白川郷
昭和の北斎とも言われる山本良比古氏の作品です。
海底探検 山中祐輝
GREAT WAVE 辻泰羊
陸・海・空 山本和矢
般若心経 木村尭保
ベニヤに様々な字体で綴られています。
瞬間 柳瀬有志
昼休みの日課 吉見尚晃
花畑 細胞 ヨーヨー 共同作品
夢 深津敦史
画用紙に油性ペンを使って緻密に書き上げられています。
艶 深水十馬
海の中の友情・共存 杉坂寛登
著名人 ぽんぽこネットワーク トゥインクル
共同作品です。一目で誰だかわかります。
おけいこどすえ 貼り絵の会
こちらも共同作品ですが、貼り絵ながら切り絵の味わいも感じられます。
英雄 池田三次
タイトルからして人物がナポレオンだと分かりますが、中性的な色香が感じられます。
日の出 楓万
抽象画ですが、日の出の雰囲気は直感で見て取れます。
この展示会は16日の月曜日まで開催されています。