フラリエのクリスマスローズ | geezenstacの森

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フラリエのクリスマスローズ

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 フラリエで「クリスマスローズ・フェア」を開催していたので出かけてみました。それも書とコラボした企画というのも珍しいものでした。クリスマスローズは、開花時期が受験シーズンで あることや、花びらに見えるガク片が落ちないので「ガク(学)が落ちない」と いうことで、縁起の良い花「合格の花」とも言われています。

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 壁面にいっぱいの花が飾られています。展示即売ですな。ちなみに赤いリボンのついているものは売約済みです。書は書家の小川宏梯氏の作品です。

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 こういうコラボも良いものです。

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 クリスマスローズのほとんどは○○○系と表記され、品種名が付いていないのが実情です。
なぜ、品種名が付けられないかと言うと、そこにはクリスマスローズの成長の遅さに原因がありました。ほとんどのクリスマスローズは、親同士を交雑させ種から育てます。しかし、その株に花が咲くようになるまで約3年以上の月日がかかります。

 同じ親から生まれてきた種同士でも、微妙に違った花形や花色が出てくるためとても名前など付けられません。しかし、最近では、大手会社がバイオテクノロジーの技術を使い、同じ品質のクリスマスローズを大量生産することに成功しています。この技術により、一部の品種には名前がつけて販売されているのが実情です。

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アグチフォリダス

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フェチダス

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ウィンターシンフォニー

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アンナズレッド

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ガーデンハイブリット

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ガーデンハイブリット

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ダブルミックス

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ミスティローズ

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 ノイガー

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写楽

 クリスマスローズは開花までに3年かかるのでなかなか気軽には買える値段ではありません。会場でも一鉢1万円というものが平均価格でした。