昭和少女、夏休み絵モノ語り | geezenstacの森

geezenstacの森

音楽に映画たまに美術、そして読書三昧のブログです

昭和日常博物館/昭和少女、夏休み絵モノ語り

イメージ 1

 この地方では9月2日までが夏休みということで、その最終日に、企画展「昭和少女、夏休み絵モノ語り」を見てきました。

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

 入口の駄菓子屋は、毎回少しづつ模様替えがなされています。昔は、駄菓子と一緒にタバコも売っていたんですなぁ。ゴールデン・バットやいこい、ピース、ハイライトは記憶がありますが、光は見たことありません。

イメージ 3

イメージ 2

 今回の展示では先ず入口に何台も「扇風機」が並んでいました。昭和といえば涼の主役はこの扇風機でした。今のようにプラスチックで安っぽいものではなく、鋼製でがっしりとした造りは堂々たる存在感がありました。まあ、安全性は二の次で回っている羽に指を突っ込めば、確実に怪我をするという代物でした。我が家には写真のような黒い扇風機が鎮座していたのを思い出します。

イメージ 4

 メインの展示室には、昭和31、32年に小学校1・2年生だった少女が夏休みの宿題としてつづった絵日記をリードとして、そこに描かれた少女たちの夏の楽しみや暮らしの様が
当時の生活用品とともに展示されていました。憎い演出です。

イメージ 5


イメージ 6


イメージ 7

 昭和31年の新聞のラジオ・テレビ欄です。当時はまだ民放は東京に先駆けて、開局第1号となったCBCしかありません。それも、朝10時から夜10時までの放送です。

イメージ 8


イメージ 9


イメージ 10


イメージ 11

 当時は駄菓子屋で「かきごおり」を食べるのが楽しみの一つでした。絵日記にもそんな様子が綴られています。

イメージ 12


イメージ 13

 魚釣りに、セミ捕り。周りには自然がいっぱいありました。

イメージ 14

 プールもまだ一般的でなく、家族で電車で出掛ける海水浴が一大イベントでした。

イメージ 21

 いつもは真ん中にちゃぶ台が置いてあるのですが、今回はか赤ちゃん用の蚊帳置いてありました。

イメージ 22

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

 扇風機と並んで夏の風物詩は団扇でしょう。岐阜団扇、水団扇などという珍しいものも見ることが出来ました。

 この展示は残念ながら夏休みの終了とともに終わってしまいました。