ネーネーズ/リボーン |
曲目/
1.明けもどろ 6:09
2.あめりか通り 5:03
3.ウムカジ 5:20
4.ノーウーマン・ノークライ 4:59
5.SAKISHIMAのテーマ 3:57
6.平和の琉歌 4:44
7.バイバイ沖縄 3:18
8.テーゲー 4:44
9.山河、今は遠く 6:37
10.国頭サバクイ 4:42
11.真夜中のドライバー 5:46
12.黄金の花 7:56
ネーネーズ
沖山美鈴(ヴォーカル、三線)/上原 渚(ヴォーカル、三線)/世持 葵(ヴォーカル、三板)/本村理恵(ヴォーカル、太鼓)
SAKISHIMAmeeting
三線、コーラス:新良幸人(あらゆきと)
ギター、コーラス:下地 勇(しもじいさむ)
沖山美鈴(ヴォーカル、三線)/上原 渚(ヴォーカル、三線)/世持 葵(ヴォーカル、三板)/本村理恵(ヴォーカル、太鼓)
SAKISHIMAmeeting
三線、コーラス:新良幸人(あらゆきと)
ギター、コーラス:下地 勇(しもじいさむ)
録音/2015
P:知名定男
P:知名定男
キングレコード KICS 3293

昔は宜野湾のANAのラグナガーデンホテルの近くにあったのですが、最近は国際通りのど真中に位置するおきなわ屋ビル 3Fに移転しています。このホームグラウンド「ライブハウス島唄」では、ほぼ毎晩3ステージという驚異的な場数をこなしながら、その歌、演奏、MCの実力を磨きあげてきた実力派メンバーがそろったのがネーネーズです。メンバーは2015年に25周年を迎え、ネーネーズ自体も5代目となっています。このアルバムで、ネーネーズは「NENES」から「NENEZ」へ英語表記を改めています。
その「ネーネーズ」の新しいアルバムタイトルは「reborn(リボーン)」です。その名の通り、再生、再スタート、という意味を込めています。言ってみればベスト集みたいなもので、実際2015年の5月に「ネーネーズたより」というプログ上でファン投票を募集し選曲したようです。ブログで確認すると下記の曲目が選ばれていました。
01 黄金の花
02 平和の琉歌
03 ウムカジ(思影)
04 あめりか通り
05 バイバイ沖縄
06 山河、今は遠く
07 テーゲー
08 SAKISHIMAのテーマ
09 ノーウーマン・ノークライ
10 国頭サバクイ
11 明けもどろ
12 真夜中のドライバー
―――――――――――――― 「リボーン」収録はここまで
13 永良部恋唄
13 翼を休めに来ませんか
15 タボラレ
16 余所の人
17 IKAWU
18 まつりの夜
18 コーヒールンバ
20 片便り
21 チムグクル(肝心)
21 コザdabasa
23 庭のガジュマル
24 ほしのパーランク
25 万国津梁の詩
26 キジムナーブルース
27 遠くから
28 チャッチャー
28 風の道
30 アイラブ ソング キング
31 シャーマン
32 贈りもの
33 情け知らずや
34 人魚のベッド
34 おしえてよ亀次郎
36 コザ!
37 ジントーヨーワルツ
38 恋のモロカイ物語
39 SUN-KANI
40 しぬぐ
40 DAY-O!(バナナボート)
42 ヨーンの道
43 ヨーアフィー小
44 夏との別れ
45 初恋
46 赤花
46 新北風
48 手紙
48 ワジワジ ワルツ
50 白雲ぬ如に
51 恋くがり節
52 やんばるの詩
53 NE-RAN
54 ウサガンナ
54 オキナワン パッション
54 アカブーMISA
57 UMUTY
58 チントゥンテン
59 美童エイサー
60 十五夜
61 遠い道
61 行逢りばUNITY
61 ナミカジ
61 ションカネーララバイ
61 KUDUCHI
66 島ヤカラー
67 千鳥ブルース
68 船むちユンタ
68 あしび
70 ZAMPA
71 願い
71 恋西陽
73 春のワルツ
74 語やびら
75 いえいヨイスラ
75 ジェラシー
77 それはテイハン
78 待ちくたびれて
02 平和の琉歌
03 ウムカジ(思影)
04 あめりか通り
05 バイバイ沖縄
06 山河、今は遠く
07 テーゲー
08 SAKISHIMAのテーマ
09 ノーウーマン・ノークライ
10 国頭サバクイ
11 明けもどろ
12 真夜中のドライバー
―――――――――――――― 「リボーン」収録はここまで
13 永良部恋唄
13 翼を休めに来ませんか
15 タボラレ
16 余所の人
17 IKAWU
18 まつりの夜
18 コーヒールンバ
20 片便り
21 チムグクル(肝心)
21 コザdabasa
23 庭のガジュマル
24 ほしのパーランク
25 万国津梁の詩
26 キジムナーブルース
27 遠くから
28 チャッチャー
28 風の道
30 アイラブ ソング キング
31 シャーマン
32 贈りもの
33 情け知らずや
34 人魚のベッド
34 おしえてよ亀次郎
36 コザ!
37 ジントーヨーワルツ
38 恋のモロカイ物語
39 SUN-KANI
40 しぬぐ
40 DAY-O!(バナナボート)
42 ヨーンの道
43 ヨーアフィー小
44 夏との別れ
45 初恋
46 赤花
46 新北風
48 手紙
48 ワジワジ ワルツ
50 白雲ぬ如に
51 恋くがり節
52 やんばるの詩
53 NE-RAN
54 ウサガンナ
54 オキナワン パッション
54 アカブーMISA
57 UMUTY
58 チントゥンテン
59 美童エイサー
60 十五夜
61 遠い道
61 行逢りばUNITY
61 ナミカジ
61 ションカネーララバイ
61 KUDUCHI
66 島ヤカラー
67 千鳥ブルース
68 船むちユンタ
68 あしび
70 ZAMPA
71 願い
71 恋西陽
73 春のワルツ
74 語やびら
75 いえいヨイスラ
75 ジェラシー
77 それはテイハン
78 待ちくたびれて
このアルバムの冒頭にはプロデューサーである知名定男氏の挨拶が載っています。
ネーネーズ結成25周年を迎えて ネーネーズの初めてのライブが青山のCAYで行われました。もう25年前の事です。 ネーネーズが歌い出すと前席にいる人達がボロボロ泣いているのが見えたのです。ウチナーンチュだと思いましたが、そうではありませんでした。 私は終演後、その人達の涙の訳を聞きたいと思い、話をしました。 「とても心地良かった。」と言い、更に「懐かしさを感じた。」と言うんです。とても不思議でした。沖縄と何のゆかりも無い人達が「懐かしい」だなんて。この様な事がライブをする度にありました。私は沖縄発の歌を聴いて涙する人達の事を検証する事にしました。 日本の高度成長期に、国や会社に身も心も捧げ、一心不乱に働いてきた人達がそれを成し遂げた時、ふと、その間に何か大事なものを置き忘れて来た事に気付いた。ネーネーズの歌を聴いた時、その忘れものを思い出した。そして自然に涙が溢れ出した。検証の結果、私は勝手にそう解釈し、ネーネーズと共に歩もうと決心しました。 今回のアルバムにも収録されている、岡本おさみ氏の作詞による「山河、今は遠く」に「故里が遠ざかる 想い出は近くなる」という一節がありますが、まさにそれを象徴していると思います。結成25 周年という節目に、ネーネーズの結集とも言える傑作集がキングレコードから発売される事に、ネーネーズと共にかけがえのない喜びを感じております。 ――ネーネーズ プロデューサー 知名定男
「何代目という数え方はしない。ネーネーズはネーネーズだ。」知名定男プロデューサーの言葉とは裏腹にこの25年の間にメンバーチェンジを重ねて、現メンバーで五代目となりますが、やはりオキナワンポップスを確立した初代の存在は大きいものです。2000年に島唄でライブを聴いた時は2代目でしたから、メンバーチェンジはかなり頻繁に行なわれています。現にメンバーの上原渚は、実は一度卒業しています。しかしネーネーズを愛してやまない彼女はステージに戻ってきました。そして、今ではネーネーズの心柱となってメンバーを支えています。本村理恵はネーネーズになって3年が過ぎていましたが、彼女の歌うCDはまだありませんでした。ここで、念願のCDデビューです。世持葵はネーネーズ加入をためらった事がありますが、今では立派にネーネーズを継いでいます。沖山美鈴はネーネーズでも末っ子なので先輩お姉さん達に甘え上手というところでしょうか。しかし、負けず嫌いな彼女は歌の調子が悪いと悔し泣きをします。自分の不甲斐なさが許せないのです。
こんなメンバーが現在の「ネーネーズ」です。セルフカバーといわれるアルバムではありますが、初代の「ネーネーズ」には無い新鮮さはあります。しかし、アレンジに関しては初代のものを踏襲しているといってもいい程度のもので、これは争点の別れる所です。せっかく新しいアルバムなのにその新鮮さが薄れていること感じずに入られません。ここは、初代のイメージが強いということでしょうか。まあ、良く聴けば違うんですけれどもね。上のプロモーションビデオは、ジャケット写真の撮影シーンをもとに編集されています。ジャケットは定番ともいえるビートルズの「アビー・ロード」を模しています。
ネーネーズは沖縄音楽を聴きやすいポップスで「沖縄音楽の入り口」に相応しいステージをお届けし、そして奥深い島唄も垣間見せながら表現しています。「沖縄音楽はまずネーネーズから」聴いてみるのも良いと思います。
さて、このアルバムは好評のようで、今年の6月25日には「バイバイ沖縄」「ノーウーマン・ノークライ」をシングルカット、7インチレコードを発売しています。そう発売はレコードだったのです。でも、既に完売のようです。

HPを検索して見ると、今年も年越しライブがあるようです。この時期沖縄に行かれる方は、紅白よりもこちらがおすすめです。
