廉価盤レコードのレーベル 3 | geezenstacの森

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クラシックの廉価版のブームを作ったのはやはり日本コロムビアでしょう。 ダイヤモンド1000シリーズは内容は当初は玉石混交でしたが、統一感のあるジャケットデザインとそのレパートリーの広さで時代をリードしていました。

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 この ダイヤモンド1000シリーズは色々なレーベルが混ざっていました。 上はオランダの「アリオネ」原盤のレコードで、小生はこのレコードでコンセルトヘボウオーケストラのコンマスであったヘルマン・クレバースを知りました。

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 後にコロンビアは数々のシリーズを出してきます。その最初はヒストリカル1000シリーズでした これはそのシリーズの中に投入された初めてのスプラフォン原盤のレコードです。ですが、コロンビアという文字が踊っていて、スプラフォンのレーベル表示は無く、ライセンス表示が小さく書かれているだけでます。

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 これもヒストリカル1000シリーズの一枚ですが、こちらはちゃんと原盤がエベレストであることが表示されています。

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 これはパルナス1000シリーズというまた別のシリーズで、「ムジディスク」原盤です。ルドルフ・アルバート/チェント・ソリ管弦楽団の懐かしいレコードです。

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 バロック音楽のシリーズを最初に投入したのもコロンビアでした。こちらはエラートレーベルの名盤を惜しげもなく投入して、バロックブームを牽引しました。

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 こちらは、後にRVCから発売されたもので、デザインは一緒ですが、エンジとブルーとの違いがあります。

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 1000円盤から1300円盤に値上がりしてからも日本コロムビアのスタンスは一緒でしたが、メインレーベルとなったスプラフォンは、ちゃんとスプラフォンから発売されました。

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スプラフォンは日本ではコロンビアからずっと発売されていますが、外国ではスプラフォンというレーベルでは発売されてなかったようで、イギリスでは「レディフュージョン」というレーベルでスプラフォンの音源が発売されていました。

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