この一週間で一気に春めいてきた感があります。ウォーキングで撮り溜めた花も取り上げないと旬をあっという間に過ぎてしまいそうです。沈丁花はその香りと供に春の開花ラッシュの始まりを告げる花なんでしょうかね。ご近所の花は外側はピンクで内側は白いものばかりですが、よく見るとその中に外側、内側ともに白い種類の花が混じっています。一種のアルビノなんでしょうかね。


見た目は「レンギョウ」のように思えたのですが、どうも花びらが5枚あります。調べてみるとどうも「カロライナジャスミン」のようです。本家のジャスミンのような香りがしますが、こちらはマチン科ゲルセミウム属の植物で、見た目は綺麗ですが毒草になります。

ピンク色の「クリスマスローズ」です。その名もピンクフロストという品種で、個人的にはこの色のクリスマスローズが一番好きです。

梅はもう見頃のピークは過ぎましたが、ピンク色の品種は桜に負けじとまだまだ旺盛に咲いています。

一斉に芽吹いて来たのは白木蓮です。

「ダイアンサス」はナデシコ属の総称ですが、このジキな割いているのは四季咲きの品種でしょう。

露地でひときわ目だっていたのが「ユリオプスデージー」です。冬咲きの菊科の植物ですから、もうそろそろ開花も終了でしょう。


「ムスカリ」がかわいい紫の花を付けていました。小さくてもユリ科の植物ですかに球根で育つんですなぁ。ヒヤシンスの仲間でもあります。その下はその「ヒヤシンス」です。この花色だと仲間だということが何となく理解出来ます。

「サイネリア」もキク科の植物で、こちらもシーズンはもう少しで終了です。

先週のウォーキングで、堀川の岩井橋で見つけた「ウチワサボテン」です。巨大化していた欄干部分から垂れ下がっていました。

こちらが本物の「エニシダ」です。花びらが4枚ですから、カロライナジャスミンとは違うことが分ります。

先回間違えてしまった「プリムラ・ポリアンサ」です。

ブラキカムはこれから咲き始めるキク科の植物で、オーストラリアが原産です。

科学館の庭で咲いていた「ヒメツルニチニチソウ」です。最初はツルニチニチソウと思ったのですが、花がやけに小さいので、ネットで確認すると頭にヒメと付く品種だと分りました。この「ヒメツルニチニチソウ」はアルカロイドの一種のビンカミンが主成分で、脳内の血流をよくする薬草として知られています。本家のツルニチニチソウは毒草なので注意が必要です。


市美術館の東側に咲き乱れていた「アセビ」です。ことしは、やけにこのアセビを良く見かけます。

さて、最後に見かけたのは「紫木蓮」でした。モクレンの本種ですね。白木蓮からやや送れて咲き始めるようです。