休みに、スーパーまで出掛けたついでに、そこの花屋さんで花を見ていたところ、玄関脇のスロープの一部が空いていることを思い出し、花を買うことにしました。去年も今頃この花屋さんで花を買っていました。ポットに咲いていたのは「雛菊(ヒナギク)」でしょう。まあ、これは和名ですから、一般には「デージー」というんでしょうね。ヨーロパや北アフリカが原産らしく、自生地のヨーロッパではごく当たり前に見られる野草で芝生の雑草扱いなのだそうです。「デージー」は「Day's eys(太陽の目)」が転訛した名前と言われています。 和名はヒナギク、別名にエンメイギク(延命菊)、チョウメイギク(長命菊)などがあるそうで、中々縁起のいい花のようです。もっとも、デージーは本来毎年花を咲かせる多年草ですが、日本では花後に暑さで弱ったり枯れることが多く、一年草として扱うのが一般的だそうです。昨年植えた、キンセンカ、ナデシコは一年中咲いて楽しませてくれましたから、このデージーも一年中咲き続けてほしいものです。

こちらは「スィートアリッサム」です。先日の名城公園の中でも、ハンギングの色添え的に咲いていましたが、密集して咲くと中々花壇が映えそうなので白と紅色のスィートアリッサムを1鉢づつ買って来ました。こちらも、本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、高温多湿に弱く夏に枯れてしまうことが多いので1年草扱いが普通のようです。並べて植えましたが、どちらか優勢に咲き誇ってくれるか楽しみです。アブラナ科の花ということなので、去年咲いていた「ストック」が芽を出してくれれば、賑やかになるのですが、残念ながら昨年買ったストックは八重咲きだったので、種は出来なかったみたいです。

去年、ご近所に咲いていたチューリップが無茶苦茶存在感があったので、今年は我が家でも、育ててみようということでチューリップも2株買って来ました。残念ながら時期的に球根からの栽培は出来ないので、既に少々芽を出しているものを購入しました。白とピンクです。ところで、チューリップは小さい時から同様にも歌われているので「チューリップ」という名前が当然のように思っていますが、もともとは和名は「鬱金香(ウッコンコウ)」といったんですなぁ。初めて知りました。しかし、この「鬱金」というのはウコンのことで、カレーの原料の一つになるターメリックのことです。どういう関連があるのが色々調べてみましたが今ひとつ分りませんでした。

上の写真がウコンで、ピンクの部分は鄂です。花は下の黄色い部分です。見た目チューリップのバリエーションのように見えますが、こちらは秋咲きですから、全然違いますわな。
とにかくもう芽が出ていますから、後は何とか花を咲かせるだけです。順調にいけば5月には咲いてくれるでしょうね。楽しみです。