岡崎ジャズストリート2012 | geezenstacの森

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岡崎ジャズストリート2012

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 今日文化の日は岡崎まで遠征です。本来は「トコトコウォーキング岡崎宿」に参加したのですが、この日はもう一つ目的があって、3日と4日に岡崎市内各地で開催されている「岡崎ジャズストリート2012」を視聴することでした。毎年、仕事とぶつかって中々参加出来なかったのですが、今年はウォーキングという絶好の出かける機会と重なって何とか参加することが出来ました。まあ、この2日間は岡崎市内は、市の中心地にある岡崎公園では「秋の市民まつり」も開催されていてお祭りムード全開です。

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 まあ、そんなことで、とりあえず初参加の「岡崎ジャズストリート2012」です。市内15カ所で同時開催で一日4ステージ開催され1日券が4,000円です。ということは1公演1,000円ということですね。時間のある人はこれでじっくりジャズを楽しむのが良いでしょう。小生の場合は今回はスケジュールが立て込んでいるので様子見です。そういう人には無料会場が8カ所用意されています。国道1号線から一歩中に入った康生通り沿いがストリートジャズのメイン会場になります。通り沿いはシンボルのフラッグが連なっています。こちらはまさにストリート・ライブという感じで、街角の路上でジャズのパフォーマンスを楽しむことが出来ます。とりあえず、ウォーキングを終了してからの参加ですから、最初はストリートジャズを楽しみました。

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 最初に訪れたのは、康生交番横の空き地です。ここでは13時から「お達者クラブ」というデキシーランドジャズのグループの演奏です。愛教大吹奏楽団のデキシー好きのメンバーを母体に1986年に結成されたこの地方では最古参の部類に入る団体で、この岡崎ジャズストリートには第1回から参加しています。まあ、MCも堂にいったもので中々のベテランぶりです。彼らのパフォーマンスから「錨を上げて」を聴いてみましょう。


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 もう一つ立ち寄ったストリートライブは、ワンマンバンドの「ファニー・トンボ」の演奏で、要するに一人でいろいろな楽器を演奏するパフォーマンスです。こういうスタイルは外国では良く見かけます。中々力強い演奏とパフォーマンスで楽しませてくれました。この人もMCが上手く、会場を取り巻く人たちと、丁々発止のやり取りで場を盛り上げていました。

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 次は、龍田公園に場所を変えての鑑賞です。ここは野外ステージのあるメイン会場です。13時からのビッグバンド、「JAZZ-Bee!!」の演奏を楽しみました。まだ結成1年足らずのほやほやのビッグバンドです。メンバーに女性が多いのが特徴で、ママさんプレーヤーも混じっています。日本の女性も元気になったものです。ただ、やはり、ちょっと若さが出るのかリズムに乗れなかったり、音が落ちることが散見されました。メイン・レパートリーはアニソンのジャズアレンジで宮崎アニメの作品が多く取り上げられていました。ここでは、ラストに演奏された「宇宙戦艦ヤマト」をアップしましょう。


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 14時からは「K's United jazz Nations」というビッグバンドが登場し、最近のスタイルのビッグバンドジャズを披露してくれました。2005年結成の社会人ジャズ・ビッグバンドで、さすがに年輪を重ねているだけの実力があり、ソロも聴きごたえ充分でした。先の「JAZZ-Bee!!」にも在籍している女性奏者がここでも登場し、楽器をトランペットからフリューゲルホルンに持ち替えて達者なソロを聴かせてくれました。曲はアントン・カルロス=ジョビンの「波」です。本当はその演奏をアップしたかったのですが、どうもYouTubeのサイトがトラブっているようで「Http/1.1 Service Unavailable 」というエラーが発生していてアップ出来ません。以前にもあったようですが、今回は長引いているようです。


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 さて、岡崎は、この日は天気はよかったのですが風が強く、ベンチでずっと座って聴いているとやや肌寒いほどでした。体調が万全ではなく、やや風邪気味なので、最後は関東から関西までかなりなの知られている「一ノ瀬大悟デュオ」の楽しいを楽しんで、名残惜しかったのですが早々に退散しました。でも、なんだかジャズ版の「ラ・フォル・ジュルネ」の様な感じで中々楽しい催しです。来年は、とことんこの「岡崎ジャズストリート」を楽しむべく、準備したいと思います。