キンモクセイとギンモクセイ |


今月に入ってから側を通るととてもよい香りがしました。職場に咲いているのは「キンモクセイ」です。やや橙色がかった小さな花から豊潤な甘い香りが立たせよって来ます。
花が小さいので咲き出すまではその前兆をあまり感じませんでした。おかしなもので草花に興味が枠までは毎年この樹の横を通っているのに意識した事はありませんでした。(^▽^
咲いているあいだじゅう強い香りを放ちますね。何処かで嗅いだ事のある匂いだと思ったらトイレの芳香剤にこの香りがありました。名古屋市では天白区がこの樹を市町村の樹に指定しています。中国南部の桂林地方が原産らしいです。金木犀の中国名は「丹桂」といい丹=だいだい色、桂=モクセイ類を、「犀」の字は「固い、鋭い」の意味です。日本へは江戸時代に渡来したようですが、日本では雄株しか入っていないので結実しないそうです。



そういえば我が家でも、同じような香りがするなあとよくみてみたら、こちらも小さな花を付けていました。ただし、我が家の庭木は「ギンモクセイ」です。ただ単に「モクセイ」と言えばこちらのギンモクセイを指すようで、モノの本に依ると「キンモクセイ」のほうが変種だという事です。ただ、ギンモクセイのほうはキンモクセイより香りはきつくありません。ほんのりと香る程度です。花の色もキンモクセイよりも薄く、淡いクリーム色といった風情です。どちらも、モクセイ科モクセイ属です。調べると、本来のギンモクセイは花が白という事なので、我が家のギンモクセイは「ウスギモクセイ」という品種なのかも知れません。こちらは、お隣の北名古屋市の市町村の樹に指定されています。

さて、我が家には原付が一台仲間入りしました。主に息子が利用していますが、たまに小生も利用します。これでも、免許は最初に原付を取りました。その昔は、ホンダのシティという車が発売された時に同時に発売されたホンダの「モトコンポ」というものを所有していました。シティに積んで移動出来るという折りたたみ式の原付でした。折りたたみ式というのは現在ではないと思いますが、車に積み込めるほどのミニサイズで、公道を走るのはちょっと怖い感じがしたものです。
