ノスタルジック・ファイター/零式艦上戦闘機ゼロ | geezenstacの森

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ノスタルジック・ファイター/零式艦上戦闘機ゼロ

収録内容/
エンジンスタート・レシプロサウンド
離陸、着陸、空撮
急降下、低空パス
尾翼取り付けカメラからの空撮
コックピット取り付けカメラからの空撮
コクピット映像
パイロット・インタビュー
他の第2次世界大戦戦闘機紹介

音楽/溝口肇
企画協力/CAF(CONFEDERATE AUR FORCE)

ソニー・ミュージック・エンタティメント SRLW-1679

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 丁度一年前の7月8日に三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所の中にある史料室へ出かけ、「ゼロ戦、秋水」を見て来ました。ゼロ戦は三菱重工と中島飛行機(現富士重工)が作っていた戦闘機なんですね。日本の各地に展示されているゼロ戦は復元機として存在するだけで、実際に動かすことは出来ません。それでも、世界には動態保存されたゼロ戦が数々存在します。まあ、中には新しく復元製造されたものもありますがね。その辺のところはこちらの記事を参考にしてください。

 そこでも紹介されているように、この飛行シーンを収録したゼロ戦は、フロリダにあるCAFに保管されているゼロ戦で、「零戦21型E�¬-120」というものです。CAFとは「Commemorative Air Force」の略で、邦訳すれば「記念空軍」になります。ここには在では140機を越える航空機が動態保存されており、ゼロ戦の他にも、世界でただ1機飛行可能なB-29も保存されています。

 このゼロ戦は1968年に南太平洋ソロモン諸島のバラレ島のジャングルで発見されたものをベースとしています。この時の13機分の回収品の中から3機のゼロ戦と九九式艦船爆撃機が復元されています。その3機の中の1機がこのゼロ戦です。復元のもとになったのは昭和17年10月10日製造の中島飛行機製で、空母「瑞鶴」に搭載されたものです。来たい発見当時の尾翼には「E�¬-142」のマークがありました。しかし、現在は真珠湾攻撃当時の「E�¬-120」が付けられています。残念ながら栄製のエンジンは腐食して使い物にならなかったので、動態保存するためにグラマンF4FのP&WR-1830、1200馬力に換装されています。

 このレーザーディスクは、先日捕獲したものですが前所有者が丁寧に保管していたと見えて、程度は極上でほとんど新品です。そんなことで気持ちよく鑑賞することが出来ました。下の映像は、このレーザーディスクに収蔵されているものです。音楽は、何と溝口肇が担当していて飛行シーンにあわせて流麗なインストルメンタル・ミュージックが流れます。さすがソニーの発売で、音楽はデジタルで収録されていますから聴きごたえあります。

零式艦上戦闘機 21型

 各地に展示されてはいますが、やはり実際にはこうして飛ばないと本当のゼロ戦の魅力は分からないですね。

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さて、今日はバックに懐かしいアニメ「ゼロ戦はやと」の音楽が流れています。ただし、テレビ音源ではなくソノシート音源です。こちらの方は歌詞がフルバージョン収録されています。

 
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