ご無沙汰でした。何と今回は半年近くも間が空いてしまいました。決して忘れていたわけではありませんが、音楽データの取り扱いに苦慮していたのが最大の原因です。最近の実験でなんとかめどがついたので、漸くチャレンジとなったわけです。今回は9万ヒット達成ということでじっくりと聴いてもらえる問題にしてみました。また、初心に帰り初級レベルの問題にこだわってみました。ということでしばらくお付き合いくださいませ。なを、今回からmp3音源に加えてFLV音源も使用しています。2度クリックしないと再生しないのでご注意ください。
それでは今回の問題といきましょう。第1問は恒例イントロクイズです。次の曲を聴いて、作曲者と曲名をお答えください。これも名曲ですね。ヴァイオリンとピアノのための曲で、丁度今がシーズンの曲です。
第2問は変化球クイズです。作曲者は後に大統領まで登り詰めた人です。この曲、元々はヴァイオリンの曲ですが、ここではわざと別の楽器の演奏で聴いてみましょう。大サービスで全曲聴いてもらいます。作曲者と作品名をお答えください。ヒントはハイフェッツが得意としていた曲です。
第3問目はおさわりクイズです。途中の有名なメロディをピックアップしています。メロディはしっかり演奏されていますからすぐに分かるんじゃないでしょうかね。これも今の季節に関係ありそうですね。そういえば、今年はアンヴァーサリー・イヤーでしたっけ。その作曲者と曲名を答えてください。
第4問目はエンディングクイズです。でも、最初の部分ではなくて、こんな終わりの部分だけではちょっと分かりにくいかもしれませんね。どう見ても行進曲のようですね。さて、誰の何というニックネームの曲でしょう。
5問目は聴き比べクイズです。次の演奏はベートーヴェンの交響曲第6番の第1楽章冒頭の部分です。3つの解説がそれぞれどの演奏のことを言っているのか当ててください。
1.この曲の代表的演奏ともいえる名盤で、ベストものの企画では発売以来常に最高位にランクされるディスクです。よく聴くとこの第1楽章では4小節目のフェルマータの後、彼はすぐに5小節目に入らず、少し「間」を置きます。楽譜を当たるとここは第1ヴァイオリンは全休止、第2ヴァイオリンも8分休符はありますが、ヴィオラとチェロは休符などありませんから本来は間があってはおかしいのですが彼は絶妙の「間」を取っています。
2.カリスマ指揮者のこの演奏は最初はビックリするほど遅いテンポで開始されます。しかし、このテンポになれてしまうといつしかこの指揮者の世界に魅き込まれてしまうから不思議です。
3.新しい時代の息吹を感じさせる演奏で、弦はノンヴィヴラートのピリオド奏法で演奏されます。また、テンポもベートーヴェンのメトロノーム記号の指示を出来るだけ再現しようとする試みがなされています。
2.カリスマ指揮者のこの演奏は最初はビックリするほど遅いテンポで開始されます。しかし、このテンポになれてしまうといつしかこの指揮者の世界に魅き込まれてしまうから不思議です。
3.新しい時代の息吹を感じさせる演奏で、弦はノンヴィヴラートのピリオド奏法で演奏されます。また、テンポもベートーヴェンのメトロノーム記号の指示を出来るだけ再現しようとする試みがなされています。
http://2nd.geocities.jp/pmymac21/data/9-5-1.mp3---A
http://2nd.geocities.jp/pmymac21/data/9-5-2.mp3---B
http://2nd.geocities.jp/pmymac21/data/9-5-2.mp3---B
第6問は好評?の自作自演コーナーです。次の曲を聴いて作曲者を答えてください。作曲者27歳の作品です。この曲が評判になり作曲者はうつ病とスランプを脱出することが出来、数々の名作を生み出しています。
第7問は連想クイズです。今回も指揮者の登場です。最近は指揮者は独立した職業として確立されてきましたが、一昔前はマーラーにしても、前問の作曲者にしても、広く指揮活動をしていました。この指揮者もスーパースターでありながら、やはり二足のわらじを履いてそれぞれのブンヤで成功するという活躍をしました。ここではピアノを弾きながら指揮もするという活躍でその才能を発揮しています。
2曲目に取り上げるのは生涯に2度全曲を録音したマーラーの作品です。これはその2度目の全集からの演奏でライブで収録されています。ここでは第1番の第2楽章を聴いていただきます。
第3の曲は自作自演盤からの演奏です。この曲を聴けばもう誰だか分かるのではないでしょうか。交響曲も3曲作曲し、ロックを取り入れたミサ曲も話題になりました。この曲を初めミュージカルも作曲し、オペラ、映画音楽も手がけています。教育家としてもすぐれた功績を残し、弟子にはマイケル・ティルソン・トーマスをはじめ、小澤征爾、大植英次、佐渡裕などの日本人指揮者も含まれています。ここまで書けばもうお分かりですよね。
第8問は小品のイントロクイズです。原曲はバロック時代の作品ですが、ここでは現代オーケストラ用にアレンジされた演奏で聴いてもらいます。さて、元の作曲者は誰で何という作品集に収められた曲でしょう。
第9問は超イントロクイズです。このトランペットのファンファーレは独特ですから直ぐ分かってしまいますかね。それにしても、イントロに使う曲はトランペットがらみの曲が多いことが分かります。やはり、トランペットはインパクトが強いんですかね。
さて、ラストの第10問になりました。これはちょいと難しい問題です。この曲は原曲があるのですが、ほとんどの人が耳にしたことが無いと思いますので、ここではその曲を元に後世の作曲家が組曲を作曲した中の第一曲です。その触りの部分を聴いてもらいます。ずいぶん昔の話しになりますが、日本フィルハーモニー交響楽団がフジテレビでもっていた「日フィルシンフォニー・コンサート」という番組のテーマ曲でもありました。さて、この曲の作曲者と曲名は何だったでしょうか。お年の方ならお分かりでしょうね。
ということで全問出題が終わりました。解答編はいつものように一週間後ということで・・・・