リコール対象だった我が家のシャープ製冷蔵庫 | geezenstacの森

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リコール対象だった我が家のシャープ製冷蔵庫

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 我が家の冷蔵庫はシャープ製です。何が気に入ったのかというと左右両開きという点です。これはけっこう重宝しています。というか、この機能無くして我が家の冷蔵庫は存在しません。我が家の冷蔵庫置き場は左壁面のため、右開閉または両開きでないと使えません。他のメーカーはなぜかほとんどが左開閉のため、両開きのこのタイプの冷蔵庫の購入は選択肢としてシャープしかない(PB扱いで無印良品が出してたこともありますが....)わけです。

 今年の1月26日にはシャープがこのタイプの冷蔵庫のリコールを発表しました。上記の引用がネット版の朝日新聞の記事です。我が家の機種は「SJ-WA38C/P」というもので、てっきり対象外だと思って気にも止めていませんでした。ところが、この製品を購入した家電量販店から重要と書かれたDMが届きました。今はとっくに無くなってしまった「八千代ムセン」を引き継いだケーズデンキからのものでした。それによると何と我が家の冷蔵庫が対象機種に含まれているというものでした。

 これは大変と、その日から早速電話をかけるも全く繋がりません。こうなったらネットでということで、インターネットで修理の申し込みをしました。こちらの方が確実でした。翌日には直ぐメーカーから電話が掛かってきました。修理の日程の打ち合わせです。当方は変則の休みであるため、夫婦揃っての休みを調べると都合のいい日が一番早くて3月14日しかありませんでした。てなことで本日の修理となった次第です。

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 今日は生憎「名古屋女子マラソン」があって道路が混雑し、サービスさんが到着したのは予定の2時を過ぎた2時半頃になってしまいました。早速部品の交換です。今回のリコールでは強度を上げたヒンジの部分と冷蔵ドアのゴムパッキンの交換がその対象になります。我が家は物持ちが良いのか10年経ってもゴムパッキンもしっかりしているし、故障箇所は何処も無いようです。しかし、見た目は良くても長年使っていますからやはり劣化はしているんでしょう。この機会に交換してもらえばさらに10年使えるのではないでしょうか。

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 サービスマンに聞くと、一日6件以上修理に走り回っているそうです。廃棄もあるでしょうが対象の97万件は気の遠くなるような数字です。強化の部品の製造も修理対応出来るのは色が限定されているようで、我が家の冷蔵庫は珍しいピンク色なんですが、それに合う色は用意されていませんでした。対応色はモスグリーン系だけということです。しかし、文句を言う筋合いではありません。写真で見ても、ほとんど色の違いは感じられません。

 修理には40分ほど掛かりましたが、思っていたよりあっさりと終わりました。サービスマンの方もいっていましたが、今回のリコール正常な使い方をしていれば脱落するなんて事は起こらないそうです。それでも、リコールを決めたシャープの英断に拍手です。トヨタもこういう素早い対応をしていればこれだけの批判を受けなくて済んだのになぁ、と改めて思ってしまいます。

 修理後、扉の開閉の操作をやってみましたが、ビックリするほど開け閉めが軽く出来るのでええっ!という感じです。本来は新品当時はこのような動きをしていたんですとはサービスマンの話しです。まさに新品に戻った使い勝手です。

 両開きの技術はシャープの特許ということで、他社は作ることが出来ないようですが、我が家にとっては必要不可欠な機能ですからこれはありがたいサービスでした。最新の両開きのシステムは、車のドアと同じ構造になっているそうで脱落は発生しないし、指一本で開閉が出来るようになっているそうです。この技術、ますます進化させてほしいものです。