ひょんなことからYOU TUBEを検索していたらいきなりアシモの映像が出てきました。それも、オーケストラを指揮したものということでびっくり。何のこっちやと記事を検索すると出てきました。
ミシガン州デトロイト(AP) 自動車大手の本田技研工業が開発した二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」が13日夜、米デトロイト交響楽団を指揮した。同社の広報担当アリシア・ジョーンズさんによると、アシモがオーケストラの生演奏を指揮したのは初めて。また、ロボットの指揮も、おそらく世界初だとしている。
指揮したのは、ミュージカル「ラマンチャの男」からの「見果てぬ夢」。演奏開始前には観客に向かって、「みなさん、こんにちわ」とあいさつした。
その後、本物の指揮者さながらに、頭を振ったり両腕を使って、オーケストラを指揮。演奏後は、歓声に向かってお辞儀し、「デトロイト交響楽団との演奏は、本当に感動しました。また、コンサートホールもすばらしい」などと語りかけた。

さらに、世界的なチェリスト、ヨーヨー・マの、音楽教育への業績を評価した賞の授賞式にも一緒に登場した。 アシモは、デトロイト交響楽団の指導者チャールズ・バーク氏の動きをプログラムされていた。最初のリハーサルでは、オーケストラの演奏テンポと合わずに、人間が手直ししなければならなかったという。
楽団のミュージカル監督、レナード・スラットキン氏は、「(アシモは)コミュニケーションできるロボットではない。単に、人間のジェスチャーを真似るようにプログラムされただけで、もしもオーケストラが演奏テンポを速めれば、ロボットにはもう何も出来ないし」と話している。

しかし、何人かの音楽家は、想像以上にリアルな動きだったと驚いている。コントラバス奏者のラリー・ハッチンソンさんは、「動きは少し、ぎこちない部分もあったけれども、とても人間的で、思っていたよりも滑らかだった」としている。
本田技研工業は、社会活動のひとつとしてデトロイト交響楽団を支援しており、アシモの出演もこの活動の一環となっている。
このコンサートの模様の映像です。