宿泊時はホテルでは食事をとらず、散策をかねて外食を基本としています。今回も奈良では外食にしました。ホテルで貰った周辺マップに「蔵」の表示があったので、そこに行くことに決めました。娘が「すし」が食べたいということもあったのですが、京都、奈良と回っているとあちこちでこの「蔵」の看板が目立ちました。名古屋にもあるようですが近所には無いので初めての入店でした。
各チェーンによって少しずつシステムが違うところに興味があるのですが、ここは皿の扱いがちょっと変わっていて、食べ終わったら皿を積み上げるのではなく、テーブルの回転レーンの下の部分にシュートボックスがありそこからすぐに落として片付けることが出来ます。食べた皿の数はタッチパネルにリアルタイムで表示され、テーブルの上はいつも片付いていますからこのシステムはいいですね。
メニューはレーンに回っていないものはタッチパネルで注文できます。注文品が近づくとピー、ピーと音が鳴って知らせてくれます。ここは基本的にはおしぼりがありません。欲しい人は通路に用意してありますからセルフで持ってくることは出来ます。徹底的に無駄を省くということではわさびもレーンに乗って回っていてほしい分量だけ各自で取る方法です。基本的に醤油皿もありません。コストダウンは徹底しています。
このタッチパネル、5皿食べるとスロットが周り何かが当たるようですが全てはずれでしたから何が当たるかは知りません。
メニューは一般的なものは全て揃っていますが、ここ奈良には珍しいメニューとしては「ゆば」にぎりがありました。二貫の真ん中にわさびがたっぷり乗っています。味はゆばですからあっさりしています。まあ、美味しいというよりも話のネタにはいいですね。 すしは確かに一皿100円ですが、サイドメニューは幾分高めです。我家でよく頼む茶碗蒸しは180円、うどん類はなんと222円とか333円とか訳の解らない値段です。また、ネタによっては一皿一貫というものが増えているのもじじつですが、これは各店共通ですからしかたが無いところです。レールの上のネタの間に店長のイラストの皿が回ってくるのがご愛嬌です。