軽井沢の夏 2 | geezenstacの森

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軽井沢の夏 2


 昨夜は歩き回って疲れ果てたので早く寝てしまい、今朝は五時半に目覚めてしまいました。鳥の鳴き声も聞こえるので、朝の散歩に出かけました。軽井沢は幹線から一歩中に入ると舗装もされてない様な狭い道です。宿の前の道もそのたぐいで、久しぶりに砂利道の感触を楽しみました。少し歩くと、まだ、避暑に来ていない民家の庭で何と小ギツネが二匹じゃれ合って遊んでいました。偶然ビデオ撮影していてその姿をキャッチする事ができました。これにはびっくりです。まぁ、そんな環境の宿に泊まったという事です。

 朝食は、マックで簡単にすませ、目的のアウトレットを目指しました。初めての訪問は場所が広すぎてどこの駐車場か分からぬまま止めてしまいました。何と西のはずれ、ニューウエストの駐車場でした。ところが一番行きたかったのはイーストでした。とほほの選択です。ここは、広いので止める場所を吟味しましょう。一番いいのは18号線の軽井沢駅の東の信号をアンダーパスして駅の南に回り込んでL.L.Beansの横から入るのが一番アクセスよく各セクションを回れるようです。

 この軽井沢アウトレットは噂には聞いていましたが確かに凄い施設です。名古屋近郊に在る「ジャズドリーム長島」、「土岐アウトレット」とは規模が違います。まさに、一日過ごす事ができるショッピングの一大テーマパークのような存在です。ということで、予定滞在時間を遥かに超えてしまいました。ここは自然とチヨウワしたアウトレットで施設を囲むように中心には広大な芝生公園が存在しています。こういう、自然と調和型のアウトレットは多分ここだけではないでしょうか。西武グループだから出来る施設の様な気がします。それでも、全部回る事はできませんでした。まあ、そんな様な施設ですから実際にはアウトレットでない店舗もかなり含まれています。そして、一部には期間限定でアウトレット出店している店もあります。

 友人から、クレープのおいしい店があるので行ってみたらと言われましたが、施設の中には結構何件かあるのです。その中で、建物がちょっと変わっていたので「ピッコラ・ロトンダ」というところに入ってみました。結構ボリュームのあるクレープで、ちょいと腹を膨らませようとしたのこたえ、土産物コーナーののそこここで試食を出しているので、それをつまんでいたら結局これらが昼食になってしまいました。

 アウトレットも魅力的な価格が随所につけられており、これも長居の原因でした。子供に愛想を着かされ渋々アウトレットを後にして次の目的地「タリアセン」に向かいました。ここは、南軽井沢にある観光施設で、塩沢湖を中心にアミューズメントと博物館が点在しています。駐車料金が500円と高いのが難点ですが、各施設は充実しています。一家はクーポンで入園料とペイネ博物館がセットのものを一割引で入園しました。平日という事もあって園内は閑散としていましたが、かえって「ペイネ美術館」はゆっくりと見る事が出来ました。ファースト・インプレッションはこれが美術館?というものでしたがじっくり見るとなかなか味のある美術館で、和風の建物の古風な雰囲気が作品の味を引き出していました。

 最後は昨日中途半端で終わった旧軽散策にもう一度出かけました。昨日は旧軽は歩行者専用道路になっていませんでしたが今日は車はシャットアウトで人が溢れていました。さすが八月です。昨日の閑散とした雰囲気とはまるで違います。しかし、賑わいはありますがここは相場は一番高いですね。飲食はここはさけた方がいいでしょう。駐車場も新軽のほうは料金が安いですし、ロータリーすぐ手前の某駐車場は平日だけだと思いますが、4時からは半額で駐車できるようになります。

 そんなことで、二日目もまるっと軽井沢を満喫しました。ただ、地図で見ると施設が固まっているように見えますが、実際は車で移動しないと大変な距離だという事がわかりました。レンタル自転車が賑わっている様な印象のある軽井沢ですが、実際に観光施設を回るとなると自転車はかなりの重労働です。

 さて、二日目の夜はなつかしい「ラーメン大学」でラーメンを食しました。長野に住んでいた時は一番通ったラーメン屋です。相変わらずのボリュームで3人で追加はライス一つで十分でした。